SSブログ

「SDGs―危機の時代の羅針盤」を読む


最近、SDGsに関連する大きなイベントがあったりして知られていると思いますが「持続可能な開発目標」と訳されています。私はほとんど内容を知りませんので『SDGs―危機の時代の羅針盤』で理解しようとしました。ネット書店からの購入ですので、SDGs入門ぐらいを選択すべきだと思い知らされました。 「はじめに」に次のように書かれています。 「COVID-19がもたらす急性的な危機は、貧困や格差・環境破壊・汚染といった慢性的な危機により増幅され、ますます大きなショックをもたらすものとなっている。ここで忘れてならないのは、SDGsは、『危機の克服』のために作られた目標だ、ということだ」という。 入門書を探してみたいと思う。やがて地球より去る私にとっても次世代に残すものが必要だから。

SDGs――危機の時代の羅針盤 (岩波新書)

SDGs――危機の時代の羅針盤 (岩波新書)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2020/11/21
  • メディア: 新書



nice!(0)  コメント(0) 

体型の何が問題か

体型の何が問題か

「コラム 春秋 渡辺直美さんと100年前の流行語2021/3/23 西日本新聞」からです。 「▼<ボディポジティブ>という新語が今、世界で拡散している。太りすぎも痩せすぎもない、ありのままの自分の体形を前向きに愛そうという考え方。メッセージを広めた第一人者は米国の人気歌手ビヨンセさん。彼女の迫力あるダンスをまねするタレント渡辺直美さんも、その価値観を体現する存在だ。言葉は時代と共に変わる生き物。<ツてき>な人も、すてきな人に変わる」  テレビでアスリートの写真が性的なイメージとして使用されることが少なくないというのが問題ではないかという。さきほどの渡辺さんと共通するのはそうしたことに女性を「利用」していく傾向があるのでないか。誰かをけなして優越感を持ちたい傾向は危ない兆候ではないか。  新たにジェンダーについて「報道ステーション」が流した内容が問題になっています。背景を考える必要がありそうです。 ◆気になるニュース 金メダリストの柔道家で「平成の三四郎」と呼ばれた古賀稔彦さんががんで亡くなられたという。53歳余りにも早い死に驚く。素敵な指導者として慕われていただけに無念・残念でいっぱいだ。オリンピックも近い。古賀さんの遺志をついでほしい。

nice!(0)  コメント(0) 

さまざまな少数者 [寛容な社会]


「コラム 『少数者』に目を向けさせる判決 2021/3/23  西日本新聞 森 亮輔 」では、 同性婚の結婚の違憲訴訟に関連するコラムです。 「九州大の南野森(しげる)教授(憲法学)は「少数者の問題は議論されにくい」と指摘する。17日の札幌地裁判決には、同様の問題意識を大いに感じた▼同性婚を認めないのは憲法14条違反とした判決。「圧倒的多数派の異性愛者の理解や許容がなければ法的利益を一部でも受けられないのは、同性愛者の保護にあまりにも欠ける」とも認めた。どんなに少数でも権利は平等にあるとする、ごく当たり前の判断だと思う(一部引用)」 少数者に目を向けさせる機会に判決が活かされればと思います。少数者のなかで私が関わってきた課題に「てんかん」の理解があります。このブログを書く前にFACEBOOKを見ていたら、製薬会社がてんかんの理解をよびかけていました。私などは古い人間でして、製薬会社と言えば薬害が頭に浮かびます。薬害防止にも力を尽くして欲しい。 製薬会社からはいろんな支援が寄せられています。さきほどの啓発動画は民間団体ではなかなか難しいことです。ただ、動画では倒れる発作ではなく、意識が短時間なくなるものでした。どういう発作かでは印象が変わるのだと思います。難しい課題です。 こちらは「南野森(しげる)教授」の名前の表記についてですが、新聞はルビ表示ですが、ルーペ重ねても読めませんでした。ルビ表記の在り方を検討してもらいたいのですが








nice!(0)  コメント(0) 

泣いていない [震災]



泣くという行為は、成人してから、なかなか出会えません。身内の葬儀でも泣けないことがあります。 「私は一度も泣いていない 大震災【記憶を刻む】2021/3/20 西日本新聞 植松南美さん(23) =東京都、宮城県石巻市出身  10年。私は一度も泣いていない。家も学校も先生も友達も親戚も近所の人も、多くの大好きなものを失った。だけど、この10年、私は一度も泣いていない。  私は遺族じゃないから。遺体安置所や避難所、友人。私よりもっと悲しい人がいるんだから、私よりもっとつらい人がいるんだから、泣いてはいけないと、子どもながらに思わざるを得なかった。大人にならなければならなかった(以下略)」 自分が助かったことで自責の念にかられているのだという。多感な時期を泣けないで過ごしたことは命の重みを感じさせてくれます。 10年後でも余震だという地球の営み。震災と老衰での死を比較するものじゃないとお叱りを受けそうですが。 それにしても、復興五輪などと欺瞞的にも見えることが語られています。原発は汚染水の処理さえ得出来ていません。それを廃炉作業の行方も見通せないでいます。避難した人の生活はなりたっているのでしょうか。

nice!(0)  コメント(0) 

横文字では [寛容な社会]



オリンピックでこんなにジェンダーの問題があるとは・・・。 「記者コラム プリキュアと森喜朗 2021/3/20 西日本新聞 井崎圭」からです。 「▼30代後半のおじさんながら、娘から鑑賞を義務付けられた。毎週の苦行に耐えられたのは、テレビの前でキャッチコピーを叫ぶ娘の姿がかわいかったからだ▼森喜朗元首相の『わきまえる』発言で当時を思い出し、不安になった。娘がやりたいことを見つけた時、性差で不遇な扱いを受けないか、と▼『何でもできるよ、何でもなれるよ』。子どもにそう言える社会であってほしい。その実現が、大人の務めであると思う(一部引用)」 森元首相の性差についての発言の問題の他に、後継者を指名していた「古い慣習」を露呈した。問題の背景が理解されていないように思った。さらには、マスコミに対して「おもしろおかしく・・」伝えようとしているだけだろと、開き直ったときも、問題の質が理解されていないと思った。そういうことも過去になかったとは言わないが、自らを被害者にしていたことを問題意識の所在に疑問を持ちました。有名タレントの体型をとりあげた人の問題意識は大丈夫だろうか。 ◆気になるニュース 「コロナで新聞読む時間増加」という報道がありました。コロナという自分に直接関係することだったこともあるのではないか。新聞の健闘を期待したい。
nice!(0)  コメント(0) 

失われた工賃 [障害者問題]


障害者の就労支援施設へのコロナ禍の影響を調べた結果を、きょうされんの赤松英知氏が日本障害者協議会発行の「すべての人の社会3月号」にて実態調査結果を報告しています。施設利用の人たちは、障害年金と就労支援施設の工賃が収入ですが、障害年金は受給審査などで厳しくなっていると言われています。主に工賃だけに頼っている人たちも少なくないと思われます。例年であれば秋口にはかくしイベントが活発に行われますが、昨年はご承知の通り、イベントは中止されることが多かった。 赤松氏は指摘しています。 「工賃の減額はたとえ数千円だとしても、その分だけ、いつもしていたことができなくなり、日常が奪われることを意味する。しかも、障害のある人や作業所に落ち度があるわけでなく、その原因は新型コロナウイルス感染症にある。この感染症が無ければ得ることができたはずの工賃等については、公的に補償をするべきではなかろうか」  小規模事業主含めての支援策が期待されるなか、検討してもらいたい。

nice!(0)  コメント(0) 

良い仕事 [寛容な社会]


東日本大震災関連特集記事からです。 「拙い折り鶴に『ありがとう』 大震災【記憶を刻む】 2021/3/19 西日本新聞 80歳女性=福岡市中央区  なんとかお役に立ちたいと思い、2011年5月にボランティアで宮城県石巻市を訪れました。受付の女性に「うちのおばあちゃんと同じ年です、何しに来たのですか?」と言われ一緒に大笑いしました。驚いたことは生き生きした若い人の姿。学校をやめてきたと話す人には思わず『親御さんは何と?』と聞きました。自分は行けないのでお願いね、良い仕事見つけたな、と言われたそうです。学生さんも親御さんもすてきでした(以下略)」  ボラティアとしては世界各地から寄せられた品々が・・。そのなかに拙い折り鶴があったという。今が80歳というから70歳でボラティアに行かれたということ。今76歳の私は妻から「老けた」と言われる始末です。受付の女性の「何しに来たのですか?」という質問に私も笑いました。こういう記事は読者を励ましてくれます。リハビリに励むか。 ◆気になるニュース 荒磯親方が最優秀論文で表彰されたという。テレビ解説で軽妙に語る姿は現役時代とは違うなと感じていました。相撲界に新しい風が吹いているようです。それにしても、両横綱が長期の休場。それに対応策を示せえないのはどうしたことだろう。両横綱に依存してきたからだろうか。

nice!(0)  コメント(0) 

島の野球部 [社会]


新聞のコラムからです。 「コラム デスク日記 球音『島の一大イベント』2021/3/18西日本新聞 稲葉 光昭  いよいよ始まる選抜高校野球大会。長崎県西海市の人口約5千人の大島から大崎が初出場する。『島の野球部』の練習を見ようと休日、長崎市から車で約1時間半のグラウンドに行くと、周囲で地元の人たちが見守っていた。話し掛けてきたおばちゃんは『島の一大イベント』と笑顔。チームへの期待が伝わる(以下略)」 このブログが公開される頃は初戦の結果は出ています。「島の野球部」の相手は福岡大大濠高校です。応援をどうするか。長崎県の離島出身の妻ですが、高校は福岡にて学んでいます。私は生まれてこの方福岡県民です。大濠高校はスポーツが盛んな学校です。話題性から言えば大崎高校です。九州大会では決勝戦で大崎が大濠を破っています。コラムのように地元も盛り上がっているようです。結局は両方を応援するしかないと思います。コロナ禍の大会。無事終わって欲しい。試合予定日頃はいつもより早いと思いますが、九州は桜が見ごろではないかと思います。


nice!(0)  コメント(0) 

久留米との縁 [自分史]




久留米と言えば・・・。育った所が久留米藩と柳川藩との境で、久留米側です。だからといって、深い思い入れがあるわけじゃありません。 「コラム デスク日記久留米入城400年 2021/3/13 野村 大輔 江戸時代の1621年、初代久留米藩主の有馬豊氏(とようじ)が久留米へ入城した。有馬家は以後、250年間にわたり藩を治め、明治期に東京へ移り住んだ。久留米との関わりは昔よりも薄れたが、16代目の現当主頼央(よりなか)さん(62)は「久留米は心の古里」と話す。(以下略)」  久留米大学病院で、てんかんと診断された時に病院から篠山城址を見上げた思い出しかありません。毎月通院する場合にその都度休暇をとることが許される雰囲気が、一般的になかったように思います。保険診療にしていたか記憶が曖昧です。そんな訳で、母が代理で薬を取りに行きました。母は城址をどういう気持ちで眺めたのでしょうか。あるとき、久留米に行くのがつらくなったと母はつぶやきました。 その頃、福岡市辺りのクリニックも土曜診療が普及し始めていました。やがて土曜日半ドンから週休2日制も増えていました。時代が助けてくれました。 ◆気になるニュース?  ニュースでなく新聞の投稿欄からです。教員からです。障害をもつ子どもがいて、エレベーターが必要なのだという。学校はいざというときの避難場所になるし、その意味でもエレベーターをという。そうした視点から整備されることを望んでいる人が少なからずするのだと思いました。
nice!(0)  コメント(0) 

驚くことが [平和]



「コラム 気流 『3・11』は 2021/3/16 西日本新聞」からです。 「東日本大震災から10年目の11日は朝刊当番だった。節目の紙面の構成をあれこれ考える前に、ある講演会に顔を出すと、のっけから驚かされた。NHKの調査で、全国で「広島原爆の日」(1945年8月6日)を知っている人が30%だったという▼さすがに広島では70%だったが、それでも30%が正確に答えられなかった。75年もたてば、戦争の体験者が減っていき、悲惨な原爆の日さえ「遠い世界」になってしまう。新聞やテレビが毎年、多くの記事や番組を報道しても、薄れる関心にはあらがえないのか(以下略)」 新聞やテレビの役割は大きい。それと同時に行政の後押しも必要です。その二本柱が健在でなければならないと思います。福島の原発の廃炉作業の目処が立ちません。福島を中心とした生活の実態から見た報道がいくつあったのでしょうか。復興五輪として原発をコントールしているという話にどれだけの真実味があるのでしょうか。五輪開催で福島と周辺の問題は解決したかのように宣伝されてはいないでしょうか。新聞やテレビが貢献したものがどれだけだったか検証したが良いと思います。報道の責任と役割があるのと同様に行政にもあると思います。

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。