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被爆地から離れて [平和]


「終戦後、登下校時に練習したお悔やみの言葉 2021/8/29西日本新聞 木下 悟 」では、 「戦後76年 おびただしい犠牲者を出した『あの戦争』。日本が降伏し、終結してから76回目の夏を迎えました。戦争とその記憶、継承の営みを伝える記事をまとめます」とあります。 敗戦の前、1944年生まれの私は9月で77歳になります。もちろん、戦争体験もありません。伝えようにも体験がないのですから仕方がありません。ただ、戦後の街角に白衣を着た傷痍軍人を見かけたこと、配給制度があり、戦後も随分経っても続いていたことぐらいです。1981年に廃止されたという。就職する際に「米穀通帳」の取り扱いの相談をしたことが記憶にあるだけです。
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てんかん登場 [障害者問題]


アメリカのジョイナーという華やかなオリンピアンを。重度のてんかん発作があり亡くなれたという。日本ではてんかんのアスリートは現れないのではないかと勝手に乗り越えた選手があらわれました。女子バトミントンの藤野選手です。てんかんでの競技種目はありません。てんかん協会ホームぺージに「応援メッセージ」の呼びかけをしています。 https://www.jea-net.jp/news/11106 こんなコラムもありました。 「コラム パラから変わる社会 岩田直仁 2021/8/25西日本新聞  散歩中、姪浜中学校(福岡市西区)で卒業生のパラリンピック出場を祝う横断幕を見つけた。車いすフェンシングの加納慎太郎選手。生徒に話を聞くと「メッチャ、格好いい!」らしい。ネットで動画を見ると、なるほどさわやか系のイケメンだ。目にも留まらぬ速さで剣を突く姿が、これまた格好いい。思わず見入ってしまった。(以下略)」


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「性差の歴史」 [歴史]



 8月25日の文化面で歴史学者の義江明子さんとエッセイストの能町みね子さんの対談としては「性差の歴史」を語り合った記録で掲載されていました。義江明子さんは、丁度話題になった『女帝の古代王権史』を読んでいる途中です。対談相手が性転換もしている能町みね子さんです。NHKの夕方の番組で大相撲の解説をされ、楽しみにしています。義江さんは「日本では、そもそも王は男女の区別無く統率力がある熟年男女の中から選ばれた」との「事実」として証明させたと言われているようです。  そのひとり、斉明天皇が女帝として即位したのが62歳だとういう。百済救援支援軍を率いて福岡県の朝倉地方に筑紫朝倉宮に7年余逝去するまでいたという。歴史本の人名の数の多いことについて行けませんが、斉明天皇は朝倉という近くの場にいたとのことで、親しみを感じています。
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タコの子 [平和]



「コラム 永田健の時代ななめ読み 昨日生まれたタコの子が 2021/8/15 西日本新聞」からです。コラムを読んだだけで「もうかった」と思いました。

 「先の戦争中、銃後の庶民の間でこんな替え歌が歌われたのをご存じだろうか。

 昨日生まれたタコの子が
 タマにあたって名誉の戦死
 タコの遺骨はいつ帰る
 骨がないから帰れない
 タコの母ちゃん悲しかろ   (以下略)」

 戦後76年。戦争がなかっただけでもうけもの。内戦も多い。敗戦の1年前に産まれなので戦争体験者なのですが、記憶にある時代には体験はなかった。言いたいのは平和であることは難しいことが多いということです。来月で77歳となります。気になることがあります。ある有名人が「ホームレスの命はどうでもいい」と発言したという。命を軽んじる風潮が怖いのです。

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「ママの単身赴任」 [働く]



時代も変っていけばいくもんだ。「ママの単身赴任」だという。私たちの時代は「共働き」が定着するかどうかでした。保育所の入所についても所得制限がありました。そんな思い出を引き出しながら読みました。 「記者コラム 「大好きだよ ママのこと 絶対忘れないよ」。2021/8/18 西日本新聞 横田 理美」からの引用です。 「▼『“逆”単身赴任だね』『子どもはどうするの…』。周囲から多くの気遣いをいただくが、わが家は夫が主に家事育児を担う。毎朝、自転車で保育園へひた走り、仕事を定時で済ませてお迎えに行く。夕食を作り、絵本を読む。パパの大車輪の活躍で、同僚にも少ない『ママの単身赴任』が実現した(一部引用)」 さすが新聞社ですがと思うが。ママの単身赴任は「少ない」ということは複数いるということでしょうか。夫の理解としては難しいこともあるでしょう。新しい働き方が見つかりましたね。コロナ禍でリモートワークが常態化しているようですが、働き方の壁は思いもよらないことからも生まれてくるのか、歴史の必然なのか。
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声を拾う [寛容な社会]



 線状降水帯の被害での声を民放が被災者の声を集めていました。複数の人の正確な記録ではないのですが2年前も大きな被害だったとき、数十年に1度の災害と言われた。そこで再建策として今の場所で補修工事をした。だが、たった2年後に前回より高く浸水した。もうここではできない。一度は再出発を誓ったが・・・などのやりとりでした。線状降水帯の名前が定着しているなかで、国民と気象関係者の距離は根深く裂けてゆくようです。どこかに問題がありそうです。  こういう時、私は『漫画 君たちはどう生きるのか』を開いてみることがあります。  便利なネット資料もありますが、自分で考えてみたいと思います。  朝ドラ「おかえりモネ」でも温かみのある見方が問われていましたが・・・。

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「黒い雨」被爆者認定 [平和]


先ほどの高裁判決に単純に喜んでいました。国家機構としては他の裁判などへの影響があります。高裁も、原告側もそれを意識していたのでしょうか。15日の戦没者追悼式典でも、安倍前総理と同じく加害責任については触れなかったそうです。 「コラム 戦争遂行した責任果たせ 「黒い雨」被爆者認定 2021/8/15 京都大准教授 直野章子氏 共同通信 西日本新聞」では次のように述べています。 「しかし、高裁判決のうち、内部被ばくの健康影響を広く認めるべきだとした点は、政府として容認できないとくぎを刺している。長崎も含めて、被爆者援護の対象が広がることを懸念しているからだろう。さらに内部被ばくによる被害を認めると、東京電力福島第1原発事故の被害認定に波及することを恐れているということもあるだろう(一部引用)」 直野氏は、被爆者の高齢化による人道的配慮で上告しないという政府が、原爆被害は戦争がもたらしたものであることを明確にすべきだと迫ります。しかし、原告の高齢化はこれ以上長期化を阻むものでした。ですが、なんのための被爆者にさせられたのかということの結論を示してもらいたいというのも分かります。 国家間の賠償では韓国との問題が浮上しますが、他の国との賠償責任の決着について一度整理しておきたいと思う。今回の国の責任とは異質なものかもしれませんが。

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老人性うつ病について



作家の森村誠一氏はうつ対策として次のようなことを心掛けたそうです。
①人と会う
②喫茶店やレストランに行く
③電車や車に乗って、美しい場所に、珍しい場所へ行く
④人を招く

どれも実行してないです。②を外食として捉えれば可能かもしれませんが、テイクアウトになります。もっとも難しいのは「人を招く」ことのようです。まずは掃除から始まりますし、お茶の時間としてももてなすモノが決りにくい。ブーイングが聞こえてきそうです。人と会うのにはお金もあまりかからないが。日頃の付き合いがない森村さんみたいにはいかない。電車や車でということになりそうですが、車の免許がない。電車での外出するぐらいしかなさそうです。





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全ての国民が戦後生まれ [平和]



「記者コラム  鈍くならないための8月  2021/8/11 坂本 公司西日本新聞 戦後50年の1995年は飯塚市の小学校に通っていた。8月には夏休み中の登校日があり、原爆、戦争に関する学習をした。幼少期に長崎で被爆を経験した教員もいて、その先生の講話を全校で聞くこともあった。内容はおぼろげだが、授業で見聞きするだけだった原爆投下が急に事実として眼前にあると感じた(以下略)」  核兵器禁止条約が発効しました。戦争体験者が条約の批准に果たした役割が大きかったと思います。敗戦の1年前に産まれた私にとっても被爆者の発言に気持ちを新たにしました。なのに9日に急な用事が入り、9日の黙とうをみなさんと一緒にできませんでした。  平和への思いが鈍磨しているようです。人間は、覚えたくても忘れる機能もあります。齢を重ねてさらに忘れ去ることが増えていきます。ある作家は、忘れそうになった言葉を拾い直すという言葉で、言葉を拾い直すとしています。忘れることは悪ではないと思うが、寂しい現実でもあります。





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誰のための五輪か パラは [スポーツ]

「コラム 春秋 誰のための五輪だったのか 2021/8/10 西日本新聞下記に示された意見と、これだけの犠牲をはらって行われたのに、虚しい気分でしか見ることができなかった。ここ2~3日はマラソン・競歩での過酷な場面を見せられて、選手の言いたい言葉が見えてくるようでした。 「日本の夏は『温暖、理想的な気候』として招致した大会だ。案の定、酷暑が選手を苦しめた。札幌での男子マラソンも約3割が途中棄権。米テレビの都合優先ならば、多額の放映権料のためか。五輪を盛り上げて国民の関心を感染対策の失敗からそらせる政治の思惑か▼名古屋市長が選手の金メダルをかんで批判された。こうした選手への、そして五輪精神への敬意に欠ける失態も相次いだ。大会組織委員会では、前会長の女性蔑視発言や演出関係者の障害者虐待、人種差別問題が▼競技に向き合う選手の純粋さが輝きを増すほどに不純さもあぶり出される。それも『東京』の記憶として歴史に残ろう(春秋 一部引用)」  人権に関する問題で辞任された大会関係者。大量の弁当廃棄は公金というものの性格を無視した大会のありようが不断にあることを示唆しています。金メダルを噛んで見せた市長もいました。そもそも表敬が必要なのかというスポーツ関係者の意見もありました。 私が納得できなかったのは、広島の平和祈念式典の黙とうなどをIOCが無視したことです。核兵器禁止条約が効力を発揮できた年のオリンピックとして黙とうをして欲しかった。バッハ会長は何のために広島に行かれたのだろうか。 パラリンピックが始まります。障害者スポーツの祭典です。国民に知られることが少ないスポーツです。無事に終ることを切に願っています

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