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頑張らなくていい [働く]



老いをテーマにした週刊誌の広告をよく見ます。週刊誌購読世代の高齢化があるようです。健康術があれこれと披露されているのでしょうか。その影響もあってか出版各社も高齢者の過ごし方が相次いで刊行されているようです。 そのうちからですが 「近代の社会では、努力すること、頑張ることがプラスとされてきました。できるだけ努力し、今日できることは今日中にやってしまい、根を詰めて、時には徹夜してまで仕事に切りがつくまでやり遂げる。そうした行為を美徳とする風潮が続いてきました」樋口裕一著(『65歳何もしない勇気』) これに対して「100時間残業なんてよくやった」という人がいます。若い頃の馬力がある時代に「働かせられた」の頃を指している人が多いように思います。今は常態化しているように思います。コロナ禍でどのような環境が登場してくるのでしょうか。
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面倒くさくなる [高齢者]


 年寄りの楽しみのひとつとして大相撲があると思います。新横綱の照ノ富士の優勝でしたが、両大関が8勝ということもあり、盛り上がることもなく場所を閉じました。報道によれば白鵬が引退するともいう。テレビの前の年寄りは盛り上がることがない。 話は年寄りの話です。 作家の森村誠一氏は次のように述べています。 「高齢者になると、話しかけてくれる人が減っていきやすいだけでなく、本人も話しかけられるのを面倒くさがる面がある」(『老いる意味』)。 人と話さないと緊張感が保てなくなるとも述べています。先日、妻と話していると言葉が続きませんでした。言葉が思うように出てこないのです。どうしたのだろうと不思議な気になりました。言葉をうまく引き出せないのでする突然のことでしたので頭の中が整理できませんでした。森村氏は犬との散歩や町内会の集まりに参加することを勧めています。
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人生の終わりに [高齢者]



今月になって満年齢で喜寿になりました。病弱だった子どもにとっては自らが驚きになります。心残りは、家族のことの他に、出会った人たちに失礼な言葉を吐いたことです。新聞のコラム欄に次のような記事がありました。 「コラム 春秋 偏見はスズメバチより怖い 2021/9/24 西日本新聞」には、次のようにコラムを締めくくっています。 「経済の回復はもちろん重要だが、ワクチン接種はあくまでも個人の自由だ。健康上の理由で接種したくてもできない人もいる。こうした人たちの不利益とならないよう、十分に配慮してほしい▼東京都の中学校で、接種したかどうかを教師が生徒に挙手させて確認したという。あまりに無神経だ。接種していない子がいじめられたりはしないか(一部引用)」  教師側に反省の気持ちがあれば早く訂正をしてもらうことをお勧めします。私の場合は過去にいくつかの失敗を繰り返しています。もう鬼籍に入られた方もあります。今になって謝りたいと思ってもきちんとした記憶がありません。それと、過ちはするものだという弁解があります。でも、過ちのいくつかに決定的な思いが今も残っています。ある作家は過去のことはどうしょうもないものであり、今からが再スタートだと区分けしているという。どうしたものでしょうか。
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さらばイムズ [街]


「コラム デスク日記 輝くイムズ、青春の記憶2021/9/22古川 努 西日本新聞 」では、8月末に閉館したことをなつかしく振り返っています。 私は体力の衰えもあり、ここ5年間立ち寄っていません。福岡の人たちにとっては思い入れがある施設です。天神地下街からイムズの地下に入ります。地下からの吹き抜けがあります。最後に見たのは段ボールで造られた蒸気機関車の模型だったでしょうか。ハンセン氏病の啓発イベントが偶然にみたものの最後のように記憶しています。ただ、記憶の順番が定かではありません。谷川俊太郎氏の展示会だったかもしれません 32年間の歴史は閉ざされたという。

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「病院ラジオ」を「観ました」 [高齢者]



「病院ラジオ」は、ンドウイッチマンが病院を訪問し、病院に出張ラジオ局を開設。入院している人たちや家族などの思いを聞きだしていきます。今回は神奈川県のリハビリテーション病院でした。 家族や夫婦そして子どもと親の関日頃語られることが少ない言葉などを聞き出します。泣きたくなる話の続きともいえますが、世話をされる身としては日頃感謝の言葉を言えないでいる私などは共感します。 今日は「敬老の日」です。人口の29.1%が高齢者と報道されています。年寄りへのエールも放送してもらいたい。
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「パラ」の在り方は問われたか [障害者問題]


「変わる『パラ』への関心【お客さまセンターだより】2021/9/5西日本新聞」では、パラオリンピックの読者の反応が掲載されていました。選手のがんばりに感動したというものや、協議の一覧などが掲載されていないなどがありました。 テレビも含めてだと膨大な数の情報が提供されたと思いますが、全ての障害者が参加できるわけではありません。詳しくはネットに掲載されています。例えば、知的障害者、精神障害者、発達障害者などは対象外です。競技種目ごとに障害の種類・程度などの制限があるようです。このなかには独自の世界大会が開かれているものがあります。 障害者スポーツ選手の支援する企業などは増えていると思いますが、まだ、不十分だと聞きます。公的な支援も必要です。こうした基本的な問題に対する問いかけはあまり聞きませんでした。
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マスクはやめたの? [寛容な社会]



「コラム 応援したい脱『なあなあ』2021/9/15田中 伸幸 西日本新聞」では、店舗の入り口での手指消毒をしない店舗が増えたように感じるという。外に出ることの少ない年寄りには判断がつきません。そこに妻だけは感染の可能性がある場に行かざるを得ません。気になるのは、65歳以上の接種が終わってから散歩などをしている人のマスクなしも確実に増えていると思います。早朝だとすれ違う人も少ないのですが接種前はマスク付けている人がほとんどでした。外したい気持ちは分かりますが、2回目に続いて3回目が検討されているようです。政府が放つメッセージに齟齬はないだろうかと思う。
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老いる眼 [高齢者]



 作家の森村誠一氏は、60代の頃、目を酷使過ぎると失明の可能性がある緑内障の可能性があると指摘されたそうです。酷使しなければリスクは減るそうです。スマホの時代はそういう意味でも恐いですね。  加齢に伴う衰えとしての身体症状と基礎疾患との合併症状の期間と介護状態の間にはフレイルという「介護猶予」期間があるとされます。これを虚弱状態と言うそうです。どっぷりつかっています。 キンモクセイの香りの便りが届いています。私にとってキンモクセイと彼岸花と誕生日が重なってやってきます。
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SDGsの理念は [環境]



「コラム気流  SDGsって?2021/9/9西日本新聞 米国から帰国後しばらくの間、多彩な色の丸いバッジを着けた人を見掛けるたびにLGBTQの支持者? と思っていた。もちろんバッジはSDGs(国連の持続可能な開発目標)の象徴。だが、国連嫌いだったトランプ政権下だったからか、現地での4年間でバッジを見たこともSDGsという言葉に触れたことも思い出せない(以下略)」  日本ではテレビなどが宣伝媒体として今年積極的に一部で取り上げています。原発の取り扱いが微妙ですね。 国連の2030アジェンダは「誰一人取り残されない」と述べているそうです。『SDGs』(岩波書店)という本によればここに関心が示されているという。理念倒れにならないか心配ですね。理念を掲げたことで良かったことしては、核兵器廃絶条約、国際障害者権利条約などがありますからね。日々の活動の質を高めるしかないのかも。
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伝える難しさ [平和]



「記者コラム 亡き叔母の戦争体験 2021/9/11 高田 佳典 西日本新聞  「機銃掃射にあったらまっすぐ走っちゃだめ。真横に逃げれば弾は当たらない」。2019年に亡くなった伯母は元気だったころ、夏になるとそんな話をしていた。西鉄筑紫駅近くで列車の下に隠れて無事だったとも▼今思えば、伯母が体験したのは「西鉄筑紫駅列車銃撃事件」だったようだ。終戦直前の1945年8月8日、米軍機の機銃掃射で多くの市民が犠牲になった。犠牲者名簿はなく詳細は明らかになっていない(以下略)」  「西鉄筑紫駅列車銃撃事件」の駅の銃撃跡です。二度見学しました。最初は旧公民館横に駅の再現と銃弾の貫通した箇所が記されていました。今からすると今のバス停にトタン屋根の簡素なものでした。二度目は、公民館とは少し離れた展示施設でした。コンクリートの施設の中に置かれていました。施錠されていました。筑紫駅からなんとか徒歩でいけたと記憶しています。現在はどうなっているのでしょうか。地域のみなさんの支えによって残されてきたものでしょう。記者は伯母さんの体験を聞く機会を逸しています。今、似たように伝承する機会を逃しているケースは少なくないと思われます
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