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伝える難しさ [平和]



「記者コラム 亡き叔母の戦争体験 2021/9/11 高田 佳典 西日本新聞  「機銃掃射にあったらまっすぐ走っちゃだめ。真横に逃げれば弾は当たらない」。2019年に亡くなった伯母は元気だったころ、夏になるとそんな話をしていた。西鉄筑紫駅近くで列車の下に隠れて無事だったとも▼今思えば、伯母が体験したのは「西鉄筑紫駅列車銃撃事件」だったようだ。終戦直前の1945年8月8日、米軍機の機銃掃射で多くの市民が犠牲になった。犠牲者名簿はなく詳細は明らかになっていない(以下略)」  「西鉄筑紫駅列車銃撃事件」の駅の銃撃跡です。二度見学しました。最初は旧公民館横に駅の再現と銃弾の貫通した箇所が記されていました。今からすると今のバス停にトタン屋根の簡素なものでした。二度目は、公民館とは少し離れた展示施設でした。コンクリートの施設の中に置かれていました。施錠されていました。筑紫駅からなんとか徒歩でいけたと記憶しています。現在はどうなっているのでしょうか。地域のみなさんの支えによって残されてきたものでしょう。記者は伯母さんの体験を聞く機会を逸しています。今、似たように伝承する機会を逃しているケースは少なくないと思われます
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