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時代の影響 [働く]


「記者コラム 私の中の『当たり前』2021/9/4本田 彩子  先日、大学のオンライン授業に招かれ、記者の仕事やプライベートについて話をした際、学生から思わぬ指摘を受けた。『育休は、罪悪感を感じて取るものなんですか。取るのが当たり前ではないんですか』▼私は社会部時代に3人出産し、3回育休を取った。その話の中で、どうやら『育休を取らせていただいた』と発言したらしい。無意識に使った『取らせていただく』という言葉が引っかかったそうだ(以下略)」  私の青春時代を振り返る機会がありました。私の病気のことで解雇されそうになっていました。時は高度成長期であり、人手不足などが影響し、解雇にならなかったのを時代に救われたという感じの書き方になりました。当時、通院するのに土曜日休暇制度が入ってきて同じように感じました。それは病気や障害者などが根気よく要望していたからでもあると気づきました。上記のコラムでのすれ違いは考えさせるものでした。無意識に使っている時、職場の規律などからして数少ない権利行使が及び範囲に対しての申し訳なさから出てきたのであろう。そこから「取らせていただく」という言葉になった。こうした言葉や思いが時代を切り開いたことも事実ではないだろうか

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