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本を読むということ [高齢者]


「することがない」「居場所がない」などと感じている人お年寄りは少なくないと思います。私もその一人だと思います。
瀬戸内寂聴さんは「本を読んだら」という。『今を生きるあなたへ』との対話で述べています。私はスマホには乗り遅れてしまいましたが、パソコンならある程度使えますので「フェースブック」(SNSのひとつ)で友だちをつくるのもいいかと思います。その際、いろんな人たちが「友だちになろう」と声かけしてきます。不安になったらパソコンやスマホに詳しいと思う人と相談してみたらいいと思います。それが面倒だと思われる場合はなんでもいいので本を読んだらどうでしょうか。「断捨離」で折角処分したのに不安があるかと思います。地域の廃棄物処分で資金を工面している団体に処分について相談されたら思いますが。うまくいくとは限りませんが。

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倚りかからず [寛容な社会]


私の小さな本棚に詩人茨木のり子氏の評伝があります。その本の帯に「『倚りかからず』に生きた女流詩人の生涯」とm


「春秋 異例のベストセラー詩集 2022/2/20 西日本新聞」というコラムには「茨木のり子さんの詩集「倚(よ)りかからず」(筑摩書房)が累計27万部、と先日の全国紙に広告が載った。詩集では異例のベストセラーという。没後16年の今も静かに売れ続けている▼<できあいの思想>や<いかなる権威>にも<倚りかかりたくない>…<じぶんの二本足のみで立っていて/なに不都合のことやある>…。潔い言葉が、時代を超えてこの本を手にする人を増やしてきた(一部引用)」

 「もはや
  できあいの思想に倚りかかりたくない」
   で始まる表題作に焦点をあてて茨木のり子の評伝のタイトルは「清冽」とあります。
それは詩集に触れれば「倚りかからず」という作品の源流となっていく「私の感受性ぐらい」などにも連なっていきます。
   清冽に続く言葉はなんでしょうね。国際紛争の舞台で二分に分かれての軋轢はどういうメッセージを放つのでしょうか。そして、茨木のり子の遺言状みたいなものがあるというのですが、そこにあるのはいかなるメッセージになっていたのでしょうか。

「できあいの思想」に倚りかからずに生きていくことが出来るのでしょうか。

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ニュータウンも [高齢者]



かつてのニュータウンも、今はお年寄りの暮らしを揺さぶっています。〇〇丘という名は若い時になじみがありますが、私などは今ではつたい歩くかのごとくです。そこで考えられた「イス」です。ほとんど坂の道をリハビリがてら歩きとおす人も出てくる人も出てくるかも・・・。そんな気配を感じさせる記事です。それは「民家の花壇、段差を『高齢者の休憩イス』に 大野城市の50カ所にプレート設置 2022/2/8 下村 ゆかり 西日本新聞」です。

 「どうぞご自由に休憩してください-。福岡県大野城市平野台区で、民家の軒先や花壇などに自由に腰掛けることができることを示す「高齢者のイス」と書かれたプレートが設置されている。坂が多く、高齢化も進む中、地域に休憩場所を増やすことで高齢者の引きこもりを防ごうと、2020年夏にスタート。住民にも好評で、現在は約50カ所まで増えた。同区では今後もプレートを増やしたい考えだ。(以下略)」

ベンチをつくるのには10万円。それに比べたらベンチにしたら2千円程度だという。何よりも昔の企業戦士を経てやさしい地域の戦士になっていく可能性があります。


 
 

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日記 [読書]



「デスク日記 日記が残してくれたもの 2022/2/17 西日本新聞 山田 育代」は、イラストレーター故和田誠さんの日記「だいありぃ」にふれています。

「私自身は、学校で課される日記でさえも怠けるような筆無精。記録したり、振り返ったりするほどのニュースなどそうないし、と思っていた。実際、和田さんの日常も特に事件は起きない。『フジタがまた来たが何もしないで寝てた』なんて日も。書いた本人も忘れていたに違いない」

成人の日を前にした日々と重なって、日記を書いていました。カートリッジのインクを使い始めた頃に重なるようにおもいますが、確認はしていません。今も倉庫のどこかに眠っていると思います。ペン先に力を込めていたのは病との闘いに疲れていた頃です。日記をやめたのはいつの頃でしょうか。詩のサークルに入っていた頃と重なります。詩人としての資質については見限りはしていたはずなのですが。



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問題が違うのでは [寛容な社会]



「記者コラム 500枚でタダのアベノマスク2022/2/17 平山 成美 西日本新聞」で500枚の無料のマスクを配布するのだという。
コラムでは

「燃やして捨てるなら6千万円、無駄にせず活用してくれる人へ届けるなら10億円。政府が新型コロナ対策で調達し、約8千万枚が余った『アベノマスク』だ。配送費の試算がニュースになっていたが、そのマスクを注文した人が身近にいた▼500枚で、もちろんタダ。糸をほどき、ガーゼ布と見れば使い道は広がる(以下略)」

乳児の産衣やよだれかけでの転用では老人の介護などにも使えそうですが、どうでしょうか。

話しは変わりますが、福岡市のなかに小呂島という島があります。17日の西日本新聞によれば、保育士が退職するが補充できないのだという。勤務日は月曜から土曜日だという。報道だけでは分からないが、島勤務の不利益などについての手当などはないのだろうか。マスク問題で感じるのは、こうした配慮ではないかと思います。

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改めてネット依存 [高齢者]


子どものネット依存もありますが、全世代に広がっているようにおもわれます。
 
「コラム 子どものネット依存 コロナで拍車、大人が見本を 2022/2/13西日本新聞 情報文化総合研究所代表 佐藤佳弘氏」では次の風景にふれています。

「電車のドアが開くと中高生の集団がどやどやと乗り込んできた。騒がしくなると思いきや、車内は静かなままである。全員がうつむいてスマートフォンの画面に見入っているからだ。(略)
 子どもがインターネットを使う時間は、増加の一途をたどっている。総務省「令和3年版情報通信白書」によると、2020年の10代のネット利用時間は、平日で3時間44分、休日で4時間51分である。平日、休日ともに前年から50分以上も増えている」

分かっているのは子どもたち向けのオンライン教育の機会が増えたことです。私など年寄りもまた増えています。無料動画が手軽に観れます。個人の環境差あるでしょうが。
有名な作家は、人名がでてこないのでスマホ検索などに頼っているという。記憶がうすれていくので記憶の中に新しく加わってもらうという。記憶ゾーンにしつこく戻してやるのだという。同じ人の検索で無駄なことを繰り返しているようですが手軽な方法だと思いますがどうでしょうか。それでも、有名人は検索可能ですが、隣近所のAさん、Bさんは出てこないので時々チェックします。回覧板の力も助かります。どれだけ密に関わりがあるかだと思いますが・・・。


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100年前が今に [読書]



瀬戸内寂聴さんが2021年11月9日亡くなられたから、3か月程度です。遺作として相次ぎ出版されていますが、私は秘書の瀬尾まなほ氏との対話集『今を生きるあなたへ』を読みました。そのなかで「女性も自由に生きていい。百年前に闘った女性たちに学ぶ」に、ほぼ百年を生ききった人の先達たちに対するオマージュとして読みました。しかし、自由に生きることに対抗する力もあります。平塚らいてう氏らの活躍があってこそ100年後にある程度の自由を獲得できたのだという。歴史に学んだ人の話だと思いました。読んでみて、瀬尾氏との率直な物の見方に刺激を受けました。100年間という時間に思いを寄せてみてはどうかなどと考えてみました。

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忘れてしまうのに [平和]


「コラム 『節目』報じる気まずさ 永田 健 2022/1/28  西日本新聞」は、次の一文
で始まっています。

「今年は沖縄が日本に復帰して50年の「節目」である。それに合わせて、東京を拠点とする新聞やテレビ、そして福岡に本社を置く西日本新聞も年頭から「復帰50年」をテーマに、沖縄の戦中と戦後、そして現在をテーマに据えた報道を始めている。このコラムもその一つである。(以下略)」

ネット書店で購入した『翡翠色の海へうたう』という本を冒頭から10ページくらい読んでいたことに気づいた。買ったことを忘れるのでいつも座っている形ばかりの書斎の段ボールに仕舞っています。本の帯には、「声なき哀れな女性たち」を書くべきだとして沖縄に飛んだ。取材先で対応してくれた女性に「当事者ではないのに、なぜ書くのか」と問われます。永田氏は本土復帰して50年という建前で書くだけで良いのかという問いがあるようです。
私は『翡翠色の海へうたう』を読んでも何もしないだろう。読んだことさえ忘れるだろう。それでも、沖縄に願いを込めて・・・。40年ほど前、嘉手納基地の騒音と体験した音を騒音訴訟の報道があるたびに思いだすことはできます。いかほどのことでもないのだが。

 

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8千メートル [環境]

 新聞に今の賃上げみたいなことでは今の若者の生活が成り立たないという経営者の嘆きを紹介しています。しかし、今の20歳代が65歳になった頃 介護保険でやっていけるのだろうか?そんな疑問があります。そんなことを考えている場合でない話があります。

「コラム 春秋 8千メートル、世界をつなぐ「糸」電話? 2022/1/31 西日本新聞」で知った。

「海底火山の噴火と津波に襲われた南太平洋の島国トンガ。発生から2週間が過ぎても通信網は本格復旧せず、詳しい島の様子はいまだ伝わってこない。隣国フィジーにつながる海底ケーブルが地滑りで切断され、衛星電話に頼る状況が続いているためだ(一部引用)」

被害の様子さえ伝えられないのだ。トンガ王国なのだそうです。ネット情報によるとラグビーで来日している人が多いですね。相撲に2人ほどいるようです。いずれにせよ、支援体制を作るにしろ、海底ケーブルに変わるものが必要ですね。宇宙のはてまで届く技術をもてる人類の力こそ頼りたい。



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