SSブログ

「自壊するメディア」を読んで [読書]

「自壊するメディア」を読んで

 東京新聞所属の望月衣塑子氏と映像作家の五百旗頭幸男の闘いの記録でもあります。望月氏は官邸記者クラブが官邸とつながるようになり、一部の記者を除いて、なれ合いの質疑を繰り返していること、望月記者の質疑を無視していることなどの渦中の人でしたので、名前だけは知っていました。帯では、「いま一番肝の据わった新聞記者と再注目の映像作家が、歪んでしまったこの社会を再生させる途を熱く語る」とあります。肝の据わったジャーナリストの根底として胆力が前面に求められています。
 
帯には、さらに追加しています。
 「私たちメディア必要なのは、いかなる状況でも怯まず ぶつかっていく覚悟と姿勢なのだ」とあります。

 こうした背景の中で、政治家や高級官僚たちの仕打ちにどうやって立ち向かうのでしょうか。幅の広い場で論議されるべきではないかと思う。ャーナリストには横の連携などという人も少なくないのかもしれませんが。

nice!(0)  コメント(0) 

少し古くありますが [読書]

『日本人の日本人の給料』という本の表紙ですが、これだけでもインパクトあります。
img20220605_15383487.jpg


消費税をふやしていくばかりではね、


nice!(0)  コメント(0) 

「未来のサイズ」 [読書]

「子育ては子ども時代をもう一度味わうものと思う朝顔」

 2020年刊行の俵万智さんの歌集「未来のサイズ」からです。こども時代を思う存分に感じとれます

俵万智さんの短歌を読んだ感想を好ましくとっています。
「デスク日記 中学生の読書新聞 2022/4/20 西日本新聞 大田 精一郎」というコラムからです。

 「少し前の話だが、中学生の長女が学校からもらったプリントの中に読書新聞があった。各クラスの文化委員が春休みに読んでほしい本を手書きで紹介。「ハリー・ポッター」から少年犯罪がテーマの『15歳のテロリスト』までなかなかの選書だ。俵万智さんの『初めて短歌の本を買ったけどすごく楽しめた!』と本との出合いの喜びが記されていた。(以下略)」

歌集「サラダ記念日」は1987年刊行だという。今回の歌集は子どもたちの成長を感じさせる作品がいくつもあります。記者からのメッセージを伝えています。親として何か息子たちに残しているのでしょうか。自分のことだけに追われて何も残してやれなかったように思う。記者は雨宮処凛さんの「生きのびるための『失敗』入門」を読んでもらいたいという。14歳の人に向けに書かれた本だという。


nice!(0)  コメント(0) 

自律を持つためた [読書]

下重暁子氏の『孤独を抱きしめて―下重暁子の言葉』という本がでました。氏の生き方を書いた言葉をまとめたものです。本の帯に「まえがきにかえて」よりの次の引用があります。80歳代でこの覚悟を語れるのは珍しいと思う。 「私は今がいちばん自由、そのためには経済的自立と精神的な自立が欠かせなかった」 フェースブックなどでこころから「いいね」と言ってくれる友だちがいればいいじゃないのかという。それはやっかいですね。

nice!(0)  コメント(0) 

日記 [読書]



「デスク日記 日記が残してくれたもの 2022/2/17 西日本新聞 山田 育代」は、イラストレーター故和田誠さんの日記「だいありぃ」にふれています。

「私自身は、学校で課される日記でさえも怠けるような筆無精。記録したり、振り返ったりするほどのニュースなどそうないし、と思っていた。実際、和田さんの日常も特に事件は起きない。『フジタがまた来たが何もしないで寝てた』なんて日も。書いた本人も忘れていたに違いない」

成人の日を前にした日々と重なって、日記を書いていました。カートリッジのインクを使い始めた頃に重なるようにおもいますが、確認はしていません。今も倉庫のどこかに眠っていると思います。ペン先に力を込めていたのは病との闘いに疲れていた頃です。日記をやめたのはいつの頃でしょうか。詩のサークルに入っていた頃と重なります。詩人としての資質については見限りはしていたはずなのですが。



nice!(0)  コメント(0) 

100年前が今に [読書]



瀬戸内寂聴さんが2021年11月9日亡くなられたから、3か月程度です。遺作として相次ぎ出版されていますが、私は秘書の瀬尾まなほ氏との対話集『今を生きるあなたへ』を読みました。そのなかで「女性も自由に生きていい。百年前に闘った女性たちに学ぶ」に、ほぼ百年を生ききった人の先達たちに対するオマージュとして読みました。しかし、自由に生きることに対抗する力もあります。平塚らいてう氏らの活躍があってこそ100年後にある程度の自由を獲得できたのだという。歴史に学んだ人の話だと思いました。読んでみて、瀬尾氏との率直な物の見方に刺激を受けました。100年間という時間に思いを寄せてみてはどうかなどと考えてみました。

nice!(0)  コメント(0) 

本を読む [読書]



 本を読む時間は歳を重ねてもたっぷりあるのですが、図書館利用に困っています。以前は、徒歩と電車を移動していました。その後、徒歩・バスを主力に置いていたのに比べて衰えもあり、図書館利用が難しくなってきた。車利用もあるのですが、運転するのは妻ですがあと1年で後期高齢者になりますので最小限にしたい。地域によっては電子書籍の貸し出しをしていますが、私の町は電子書籍の動きはわかりません。

読書に関しての話題からです。
今日の新聞コラムによれば書名の長いものが注目されているという。
「デスク日記 書名について 2021/12/25大田 精一郎 西日本新聞」によれば「2009年発売の『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」というのがあるという。

ここで気になっているのは、故瀬戸内寂聴さんのラストメッセージという雰囲気の本が欲しいのですが、今でも3冊程度でています。今後も出るでしょうから選ぶのがが難しい。書名に惹かれていきそうですが。

nice!(0)  コメント(0) 

椎名誠『遺言未満、』を読んで [読書]


こんな国にしたのは誰だ。椎名氏は指摘します 「奥会津の道端で野良着の老人と会った。ぼくはクルマに乗っていたが彼は歩いていた。その老人に呼び止められ『あんたはこれからどこに行きなさる?』と聞かれた。レンタカーを返しに30キロほど先の町に行くのです、と答えると『じゃあすまないがこの手紙を町のポストに投函してくれないか』という頼みだった」という。 さらに老人は、町に残るものは墓場と役場しか残らないだろうとも語ったという。椎名氏は日本の行政はどうしているのかと問う。手紙出すのに2時間歩かなければならないのだ。私の住む場所は郵便局まで自宅から歩いて10分と15分で行ける。やがて、それも高齢者世帯の町ですので廃止されることになるのではないか。新型コロナ蔓延しているのに五輪・パラリンピックを強行しています。日本人の活躍に胸が躍ることもなくもないが、命あってのモノだねだ。

nice!(0)  コメント(0) 

蝉の鳴き方 [読書]



蝉の鳴き方もいろいろあるらしい。福岡などではシーズン初めはクマゼミらしい。蝉と言えば、藤沢周平の「せみしぐれ」ではNHKのテレビドラマとして印象に残っています。ところがここまで書くのに言葉が出てこないのです。周平が出てきません。「せみしぐれ」は場面の記憶はありますが「せみしぐれ」が出てきませんでした。パソコンに頼ります。作家の森村誠一氏は「脳からこぼれた言葉を拾っていく」作業をしていたという。今朝ひとつこぼれた私の言葉は「高畑充希」さんでした。 朝9時すぎに冷房を入れています。セミの鳴き声が迫ってきます。 考えているのは先日読んだ本に「死を知っている厄介な生物」である人間のことです。人間だけなのでしょうか。

nice!(0)  コメント(0) 

読後感想 『いないことにされる私たち』 [読書]



arge;">タイトルと帯のなかで説明します。タイトはル横に「福島第一原発事故 10年目の『言ってはいけない真実』」とあります。書き手は朝日新聞の青木美希氏です。 「統計から消される原発避難者たち」として「原発避難者 赤松明希子氏」の避難者と認定されず続いたあいまいな統計について詳しく述べています。 帯には「私は汚染した水を飲むしかなく、赤ん坊に母乳を与えてしまいました」。それでも避難者して統計にのせてくれないと。  「原発避難者・庄司範英氏」として「息子が生きるも死ぬも、大臣さんたちに言わせれば自己責任なのか」とあります。中学生の子どもが自殺した背景について詳しく述べられて椅子。  私はタイトルだけで購読しましたが、この国の在り方がどうしてこんなになったのか確認しなければと思いました。
nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。