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地域連携も [寛容な社会]



障害者施設の療育と称しての「虐待」が行われていたとして7月22日の西日本新聞などで報道されています。背景にはいろいろとありそうですが障害者差別禁止法を基礎にして社会の目が障害者にも向けられると同時に、職員待遇の改善などを具体的に改善して、職員の心理的にも余裕を持てるようにすることが大切ではないでしょうか。同じ新聞記事には次のような取り組みが伝えられていました。社会の目が広がっていくことも大切だと思います。

「パンの耳、おいしく変身 松江のフレンチトースト店が新商品 2022/7/22 西日本新聞
 松江市のフレンチトースト専門店「せるくる」が、パン工房から商品にならない耳の部分を買い取って作った新商品を売り出している。ロシアによるウクライナ侵攻で小麦価格が高騰し、食パンが値上がりする中、廃棄されがちなパンの耳に着目した。
 島根県出雲市の障害者就労支援事業所「まるべりー工房」と企画。工房は食パンを焼き、耳は子ども食堂などに寄付してきたが、余る分は廃棄していた(以下略)」

「持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)」を国連は定めています。障害者施設なども参加していくことだと思います。周りを点検し、改善についての投資を援助する仕組みも必要なのではないかと思います。サステナブルというのも暮らしに関わっています。47度の陽気は人間の存在を否定しています。

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倚りかからず [寛容な社会]


私の小さな本棚に詩人茨木のり子氏の評伝があります。その本の帯に「『倚りかからず』に生きた女流詩人の生涯」とm


「春秋 異例のベストセラー詩集 2022/2/20 西日本新聞」というコラムには「茨木のり子さんの詩集「倚(よ)りかからず」(筑摩書房)が累計27万部、と先日の全国紙に広告が載った。詩集では異例のベストセラーという。没後16年の今も静かに売れ続けている▼<できあいの思想>や<いかなる権威>にも<倚りかかりたくない>…<じぶんの二本足のみで立っていて/なに不都合のことやある>…。潔い言葉が、時代を超えてこの本を手にする人を増やしてきた(一部引用)」

 「もはや
  できあいの思想に倚りかかりたくない」
   で始まる表題作に焦点をあてて茨木のり子の評伝のタイトルは「清冽」とあります。
それは詩集に触れれば「倚りかからず」という作品の源流となっていく「私の感受性ぐらい」などにも連なっていきます。
   清冽に続く言葉はなんでしょうね。国際紛争の舞台で二分に分かれての軋轢はどういうメッセージを放つのでしょうか。そして、茨木のり子の遺言状みたいなものがあるというのですが、そこにあるのはいかなるメッセージになっていたのでしょうか。

「できあいの思想」に倚りかからずに生きていくことが出来るのでしょうか。

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問題が違うのでは [寛容な社会]



「記者コラム 500枚でタダのアベノマスク2022/2/17 平山 成美 西日本新聞」で500枚の無料のマスクを配布するのだという。
コラムでは

「燃やして捨てるなら6千万円、無駄にせず活用してくれる人へ届けるなら10億円。政府が新型コロナ対策で調達し、約8千万枚が余った『アベノマスク』だ。配送費の試算がニュースになっていたが、そのマスクを注文した人が身近にいた▼500枚で、もちろんタダ。糸をほどき、ガーゼ布と見れば使い道は広がる(以下略)」

乳児の産衣やよだれかけでの転用では老人の介護などにも使えそうですが、どうでしょうか。

話しは変わりますが、福岡市のなかに小呂島という島があります。17日の西日本新聞によれば、保育士が退職するが補充できないのだという。勤務日は月曜から土曜日だという。報道だけでは分からないが、島勤務の不利益などについての手当などはないのだろうか。マスク問題で感じるのは、こうした配慮ではないかと思います。

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「率先垂範」 [寛容な社会]



「率先垂範」に見るリーダーの資質について例示されたのはニュージーランドのアーダン首相です。今はトンガなどの外国や自国の復興に忙しいのでしょうか。

「▼見習いたいお手本はニュージーランドのアーダン首相。新型コロナの感染の広がりを受けて自身の結婚式を中止した。厳しい感染対策で国民の行動を規制してきたアーダン首相は「こんな経験をした多くのニュージーランド人と同じになっただけ」と当然のように(一部引用)」(コラム 春秋 率先垂範に見るリーダーの資質 2022/1/27西日本新聞 )

 素晴らしいというか、当然のことなのか私には分かりません。女性の首相だということもあります。女性の首相を選ぶことが可能な風土があるのでしょうか。こんな話題を聞くたびに、テレビで小学校に通うたびに離島の海岸に押し寄せるごみを回収している子どもたちの家族がいるとのことで画面に吸い寄せられました体験があります。ごく当たり前のように。

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連れだって [寛容な社会]

 昨年99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんの遺稿が幾つか出版されています。そのひとつの『今を生きる』を読んでいます。寂聴さんが秘書の瀬尾まなほさんの問いかけに答える形式です。 「人生はいいことも悪いことも連れだってやってきます」。昨秋、世を去った瀬戸内寂聴さんの言葉が胸をよぎる。「でも、そこで運命に負けず勇気を出して、不運や不幸に立ち向かってほしいのです」  と述べ、さらに女性の社会進出が進んだものも「もう一つ前の世代の女性たちが骨身を削り、必死に闘ったら」ここまで到達できたのだと述べられています。社会問題で必要があれば東京のデモに参加されていたという。闘うことの意味を繰り返しておられます。



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湯のみに入れられて [寛容な社会]


「コラム 春秋 1円玉に新しい旅を 2022/1/20 西日本新聞」では1円玉の取り扱いが変更になるそうです。コラムでの説明です。

「▼その1円玉の旅に暗雲が。ゆうちょ銀行で硬貨を預け入れる際、枚数に応じて手数料が必要になった。窓口では51枚から100枚までは550円、現金自動預払機(ATM)では1枚でも110円かかる▼低金利で金融機関の経営厳しき折、硬貨を数える機械の維持費などに充てるためという。都銀や地銀でも手数料導入が相次ぐ(一部引用)」

私の机の上には、今は使わない小さなお湯呑に一円玉が多く入っています。といっても50枚程度だと思います。銀行がいろんなところを削るのは仕方がない。ATMでは1円玉1枚でも110円かかるのだという。銀行は遠くなりにけり。プログラミングの組み換えは必要にならないのでしょうか。経費の回収する前にダメにならないか。正直に言うと心配です。銀行の信用も低下していますからね。

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智慧にはどこから [寛容な社会]



 私の時代は飲酒が18歳からの傾向がありました。新入職員は1963年の高卒でしたが、まだ新入職員は高卒が主流でした。成人になっとらんということでアルコール以外を勧める先輩いました。まもなく大卒主流になり、夜間の大学に通う同僚も増えました。あれから60年余こういう形で飲むコミュニケーションに変化しています。これが定着するのでしょうか。

「コラム 酒の力と飲みニケーション2021/12/11森井 徹 西日本新聞
▼緊急事態宣言が解かれ、同僚らと酒場に繰り出す機会が増えた。酒の力で親睦は深まるが、日本生命保険の調査では今年、こうした『飲みニケーション』は『不要』との回答が『必要』を初めて上回った。コロナ禍は働き方も飲み方も変えた(一部引用)」

結局は働き方がどう変わるかでしょう。満員電車の通勤が復活するのでしょうか。


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マスクはやめたの? [寛容な社会]



「コラム 応援したい脱『なあなあ』2021/9/15田中 伸幸 西日本新聞」では、店舗の入り口での手指消毒をしない店舗が増えたように感じるという。外に出ることの少ない年寄りには判断がつきません。そこに妻だけは感染の可能性がある場に行かざるを得ません。気になるのは、65歳以上の接種が終わってから散歩などをしている人のマスクなしも確実に増えていると思います。早朝だとすれ違う人も少ないのですが接種前はマスク付けている人がほとんどでした。外したい気持ちは分かりますが、2回目に続いて3回目が検討されているようです。政府が放つメッセージに齟齬はないだろうかと思う。
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声を拾う [寛容な社会]



 線状降水帯の被害での声を民放が被災者の声を集めていました。複数の人の正確な記録ではないのですが2年前も大きな被害だったとき、数十年に1度の災害と言われた。そこで再建策として今の場所で補修工事をした。だが、たった2年後に前回より高く浸水した。もうここではできない。一度は再出発を誓ったが・・・などのやりとりでした。線状降水帯の名前が定着しているなかで、国民と気象関係者の距離は根深く裂けてゆくようです。どこかに問題がありそうです。  こういう時、私は『漫画 君たちはどう生きるのか』を開いてみることがあります。  便利なネット資料もありますが、自分で考えてみたいと思います。  朝ドラ「おかえりモネ」でも温かみのある見方が問われていましたが・・・。

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老いての社会 [寛容な社会]



「コラム デスク日記 大切な社会との関わり2021/8/4西日本新聞 杉野 斗志彦 」では老いのひとコマが描かれています。 「外出は全くせず、一日中テレビの前に座って出演者に悪態をつく。30分前に食べたことを忘れ「ご飯はまだよね?」と言ったかと思えば、台所の妻に向かって同じ昔話を毎日何十回と繰り返す。6月から同居し始めた卒寿の母。軽度の認知症と理解しつつも、悪態の矛先が私や妻に向かうこともしばしばで言い争いが絶えることはなかった。(以下略)」 卒寿と言えば90歳。次の白寿が99歳となる。次の百寿の100歳と目白押し。2030年代になれば多死社会になるのだという。業界は虎視眈々という人もいるが、そんなに長生きしたいとも思わない。団塊の世代とそのジュニアまではいけるということか。だが、認知症の可能性は残ります。認知症と言っても様々です。普通の生活が送れる人も少なくないという。「自らの老いを意識した途端『老い』という言葉に過敏になることもある」(森村誠一『老いる意味』)。コラムのお年寄りも過敏になられたのかな。

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