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倚りかからず [寛容な社会]


私の小さな本棚に詩人茨木のり子氏の評伝があります。その本の帯に「『倚りかからず』に生きた女流詩人の生涯」とm


「春秋 異例のベストセラー詩集 2022/2/20 西日本新聞」というコラムには「茨木のり子さんの詩集「倚(よ)りかからず」(筑摩書房)が累計27万部、と先日の全国紙に広告が載った。詩集では異例のベストセラーという。没後16年の今も静かに売れ続けている▼<できあいの思想>や<いかなる権威>にも<倚りかかりたくない>…<じぶんの二本足のみで立っていて/なに不都合のことやある>…。潔い言葉が、時代を超えてこの本を手にする人を増やしてきた(一部引用)」

 「もはや
  できあいの思想に倚りかかりたくない」
   で始まる表題作に焦点をあてて茨木のり子の評伝のタイトルは「清冽」とあります。
それは詩集に触れれば「倚りかからず」という作品の源流となっていく「私の感受性ぐらい」などにも連なっていきます。
   清冽に続く言葉はなんでしょうね。国際紛争の舞台で二分に分かれての軋轢はどういうメッセージを放つのでしょうか。そして、茨木のり子の遺言状みたいなものがあるというのですが、そこにあるのはいかなるメッセージになっていたのでしょうか。

「できあいの思想」に倚りかからずに生きていくことが出来るのでしょうか。

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