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姜尚中氏の「生きるコツ」を読む [読書]

「老いは未知との遭遇」という章にひかれました。ぽっくり死願望が多いようですが、若い時のように体がいうことに応えてくれません。昨日できていたことが今朝もうできなくなっていることがあります。ぽっくり死願望が多いのはそれまで元気にしておればいいが、そうはいかないのだということが分かっているからではないかという。  著者は言う「弱さを抱えた自分のような人間は、社会のお世話にならざるを得ないと腹を括ったせいか、近頃では何か突き抜けたような感じがしている」と。社会のお世話になること以外にもいろいろとあると思います。  最近では「フレイル」という介護状態の初期状態が強調されます。心身の状態が衰えるのは仕方がないが、介護費用が増えるのも嫌だということか。
生きるコツ

生きるコツ

  • 作者: 姜 尚中
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2020/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



生きるコツ

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  • 作者: 姜 尚中
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2020/11/30
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ツツジが花を落とす頃 [自分史]


ツツジが道路に落ちてきました。「ナンジャモンジャ」と名付けられるヒトツバタゴが遅れまいと花を咲かせています。数日前、朝ドラは離婚問題というややこしい話になっています。それを見終わって散歩に出ると花たちが我遅れじと満開です。朝ドラを見終わって少し蒸し暑い空気がただよっています。リタイア組の散歩がテレビを観終わった頃に重なり合うようです。 新聞の連ドラの次週予告欄によると「お父さんはお人好し」の出演交渉だという。1954年12月13日 ― 1965年3月29日の間放送されたそうですから生で聞いた私の記憶に間違いがないようです。私の一家もラジオに聞き入りました。もう鬼籍に入ったひとが多くなり、病弱だった私などが残っています。 ドラマはこの辺りから史実と接近を強めるのでしょうか。

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企業の社会貢献 [社会]



「『資さん』メニュー選べる子ども食堂 北九州市で月1回無償提供2021/4/22西日本新聞」という記事を見ました。資さんうどんは近くに2店ほどあります。ごぼう天うどんのごぼうの大きいのに驚きます。 ユニークなのが牡丹餅を販売しているのです。これがおいしい。 先ほどの記事には次のように紹介されています。 「北九州市のうどんチェーン「資(すけ)さん」が、地元で「ソウルフード」とも呼ばれる看板メニューを、子ども食堂に無償で提供する取り組みを始めた。同市内に約30カ所ある子ども食堂が対象で、月に1カ所程度提供する予定だという。  メニューを選ぶ楽しさも味わってもらおうと、うどんやカツ丼など約10種類から事前に選んでもらい、食堂の最寄りの店舗が用意する(一部引用)」 社長のコメントとして「子どもの支援は飲食業界が取り組むべき大きな社会課題。今後も続けたい」という。社会貢献の意識を持っておられるのだと思います。子ども食堂もコロナ禍で運営が厳しいという。こういう応援は期待されていると思う。

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コロナ禍でも [スポーツ]

「コラム デスク日記 ピンチをチャンスに 2021/4/20西日本新聞」では、ホークスで優勝を当然視する常勝球団にした功労者内川選手は昨年1軍に呼ばれることもなく新天地を求めてヤクルトに。内川選手の動向など福岡では聞こえてきません。そうしたら次のコラムが。 コラムには 「ヤクルト球団に残念な事態が発生した。西田明央捕手と20代の球団スタッフの2人が、新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性と判定された。内川選手は、保健所から濃厚接触者と判定され、3月31日から4月13日まで自宅隔離になった。  これで「大型連敗」に突入であろう、と失望感を抱いたものの、あに図らんや、内川選手らが16日に復帰するまでの間、13試合を7勝3敗3分けで勝ち越した。春のキャンプで、内川選手らの背中を見てきた若手選手たちが、奮起したと信じる。ピンチは結束をも強めたと。 (百合直巳)」 私も共感しました。プロ球団でもいろいろと背景があると思う。割り切ったが良いと思います。福岡のテレビ局はなぜかこの話題に及び腰のように見えます。 ◆気になるニュース◆ ひきこもりの人たちがコロナ禍で苦労しているという。個別支援を含めて感染防止との両立がうまくいかないという。高齢者施設では面会制限があり、障害者施設では出勤制限があるなど困難を抱えています。


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天神のツンドラ消える [街]




「ロシア料理名店「ツンドラ」61年の歴史に幕 天神、5月閉店2021/4/20西日本新聞」 という。新天町西口から西鉄グランドホテル北側にあたります。ポーナスが出た時などに何度か行ったことがあります。ロシア料理と言っても縁がないので先輩などが注文したものを右に同じという雰囲気で食べることが多かったように思います。ネットによれば、ツンドラはウゴル語の〈木のない土地〉に由来するという。 創業した頃のツンドラは地下に店があったという。地下にあったことは記憶しています。 この付近は江戸時代の武家屋敷跡が続いています。福岡城の東の防衛線です。天神から大名にはいる道路が曲がっているは侵入した敵を待ち伏せするためのものだそうです。路面電車がある頃、電車の音が一段と大きくなるのを記憶しています。街も思い出も変わるものですね。
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「ローカ」現象 [高齢者]


「じじいとばばあ、笑顔が元気の第一歩」(2021年4月18日西日本新聞)で毒蝮三太夫さんが動画で呼びかけているという。

「毒蝮さんは「(コロナ禍で自宅の)廊下を歩いているうちに老化現象」などだじゃれを織り交ぜつつ、『笑顔が元気の第一歩』と繰り返し強調。『北九州市のじじいとばばあ、元気で長生きしろよ』と笑顔で呼び掛けた」

「廊下を歩いているうちに老化現象」にドキリとしました。事実その通りになっています。コロナ以前は8000歩、歩いていましたが、体調不良になり半分の4000歩になった頃2000歩にと次々と少なくなり、それもローカでの歩きです。コロナが追い打ちをかけました。狭い家なので歩くのも単調になり、散歩さえ遠慮しなくてはと思ったものでした。本当は歩きたくないだけかもしれません。ローカ現象だと笑い飛ばしてすましても良いのかもしれません。医師の鎌田實氏によれば、「1日のリズムを整えて、自然免疫力の力を高める」とし、朝は太陽の光をあびる。夜は湯船につかることで自然免疫力を高めたらと述べています。自粛生活だからこそ必要だとしています(『認知症にならない29の習慣』)




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介護報酬の改定は [介護]

2021年「すべての人の社会」4月号(日本障害者協議会)では、「■巻頭言 大切な基本理念 NPO法人日本障害者協議会理事 一般社団法人日本作業療法士協会会長 中村 春基氏」 の介護報酬の問題についての次のような意見が掲載されています。 「介護保険の安定的運用のために、介護サービス対象者を要介護度3~5にする施策がますます加速化していること。 それに伴い、今までの要支援者、要介護度1~2の方々は、自治体の総合支援事業、地域支援事業などでカバーされることになる。これらの事業はすでに取り組まれているが、自治体間での取り組みの温度差は大きいものがある。地域によっては、地域ニーズが活かされていない事業内容も散見される。従って、今後これらの事業の実態と課題を細かく精査し、JDとして国への政策提言を行なっていく必要があると考えている(一部引用)」 中村氏は、「介護保険制度がスタートして21年、やっと介護の「質」について議論されるようになってきた」と述べています。私などはフレイルと呼ばれる「虚弱」の期間に入っていると思います。予測もつかない状態が待っていました。フレイルという状態から脱するのは難しいと思います。脱するより、老人学を学んで対処していくことが大切ではないかと思います。物忘れ・服薬の確認・出入り口のバリアフリーと補助制度・難聴対策などなど・・・。 オンライン教室などで老いに対する対応などについて事例を集めて情報提供したらと思います。様々な経験が積み重ねられていると思います。ひとつの要望です。政策課題としては急増する「ひとり世帯」の課題があると思います。

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戦争は遠くなっても [平和]

沖縄は地上戦を体験した地域です。戦争の悲惨さを伝えることは行政の責務と思います。 「戦争は遠くなっても、ひめゆりの願いは近くに 資料館17年ぶり新装 2021/4/13西日本新聞」からです。 「太平洋戦争末期の沖縄戦で多くの犠牲者が出たひめゆり学徒隊の体験を語り継ぐ沖縄県糸満市の「ひめゆり平和祈念資料館」が17年ぶりのリニューアルを終え、12日に一般公開を始めた。生き残った元学徒たちが90歳を超えて活動の継続が難しくなる中、戦争を体験していない職員が初めて展示を企画。「戦争からさらに遠くなった世代へ」をテーマに、戦争体験が若い世代にも伝わるような展示を目指した」 戦争体験者の高齢化で語り部などの参加が難しくなっていると以前報道されていましたので心配していました。今回の記事では、体験者の気持ちが伝えられているとのことです。他の地域でも高齢化は必然です。ひとつのモデルケースとして注目されます。 ◆気になるニュース  熊本地震から5年。仮設住宅も少なくなっているというが、全員仮設から新しい住まいに移れたのでしょうか。2027年までは仮設に住むということのようですが
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桜蘂降る道 しべふるみち [テレビ]


「コラム 春秋 桜蘂降る道 教本にプレバト 2021/4/14西日本新聞」からです。 「新学年の始まり、どっさりもらった教科書をめくり、わくわくしている子も多いだろう。わが身を振り返れば、苦手科目はさておき、国語の教科書だけは真っ先に読んでいた▼作者にとって、教科書に載ることはどれほど栄誉だろうか。この春、中学3年生の国語の教科書(三省堂)に、あの2人の俳句が掲載された▼<ぬうぬうと秋かき混ぜる観覧車 藤本敏史><林道の朽ちし廃バス額の花 村上健志>。観覧車が秋という季節をゆっくりかき混ぜているさまと、林道の傍らでさびて朽ちた廃バスと枯れたガクアジサイの取り合わせを詠んだ句だ(以下略)」 テレビ番組「プレバト!!」で教科書に採用されたことは知っていました。そして、番組の影響で俳句図気になった人もいるとか。番組語る上では師匠とも呼ぶべき夏井さんと作者の芸能人のからみが新鮮です。季語の奥深さに驚いています。夏井さんが「オッチャン」と呼ぶ梅沢富美男さんとのやりとりにも新鮮味がありますが、オーバーラン過ぎることもあります。「春秋」の筆者は<桜蘂た(しべ)降る>という季語を知ったという。 新1年生は通学になれたでしょうか。増えた荷物はマスクだけでしょうか。先ほど13時過ぎに郵便ポストにある団体の総会の委任状を投函しに郵便局まででかけました。出会ったのは5人だけだと思いますが、マスクなしでした。1人はあごマスクでした。なれたことや近所に行くのにいちいちするのも面倒なのかもしれません

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おひとりさま急増 [高齢者]

おひとりさま急増 おひとりさまになるのには死別・離別・未婚などいろいろな理由があると思うが、人生設計には大事な点だと思う。上野千鶴子著『在宅ひとり死のススメ』を読み始めていますが、増え続けるおひとりさまに対して国の施策は対応しているのでしょうか。独り暮らしではないけど、例えば、18歳未満の介護などで家事などを主にやっているヤングケアラーの実態調査があったという。中学生の5.7%、高校生の4.1%が該当すると答えています。5月には国としての支援策をまとめる予定だという。 1人暮らしの不便さもあるだろうと思われます。 どのくらいの方が独り暮らしかというと上野氏は次のようなデータを紹介しています。 「高齢者世帯の独居率は(略)2007年には15.7%だったのが、2019年には27%と急増。夫婦世帯率は33%と高齢者世帯の合計が5割を越えます」 そんな高齢者を若者が支えないといけないと政府は言うけど、国民のなかには税負担をしている企業に求める動きがあります。アメリカの新政権も応分の負担を求めています。




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