姜尚中氏の「生きるコツ」を読む [読書]
「老いは未知との遭遇」という章にひかれました。ぽっくり死願望が多いようですが、若い時のように体がいうことに応えてくれません。昨日できていたことが今朝もうできなくなっていることがあります。ぽっくり死願望が多いのはそれまで元気にしておればいいが、そうはいかないのだということが分かっているからではないかという。
著者は言う「弱さを抱えた自分のような人間は、社会のお世話にならざるを得ないと腹を括ったせいか、近頃では何か突き抜けたような感じがしている」と。社会のお世話になること以外にもいろいろとあると思います。
最近では「フレイル」という介護状態の初期状態が強調されます。心身の状態が衰えるのは仕方がないが、介護費用が増えるのも嫌だということか。
2021-04-30 06:00
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