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恩師 [平和]

恩師
「コラム 春秋 あの日の春秋:もう一つの卒業式(2007年3月30日)2021/4/11 西日本新聞」からです。 「3月は別れの季節でもあった。卒業式と同じ数のさまざまな別れがある。先週の本紙投稿欄「こだま」に柏原中学校(福岡市南区)の卒業式が紹介されていた▼学校を訪ねてビデオを見せてもらった。「巣立ちの歌」「旅立ちの日に」を歌い、式次第が尽きたところで生徒会長が立ち上がる。「すみません、少し時間をください。校長先生が退職されます。最後の卒業生として…」▼校長には伏せていた“もう一つの卒業式”が始まった。(以下略)」 妻鳥幸子校長に感謝状が贈られ「校長は涙が止まらない」とありました。今年は、コロナ禍で大変な年だったが、人生に無駄な体験はないと校長から卒業生にエールをおくったという。エールで思い出しましたのが、連続テレビ小説の「エール」です。戦場に慰問で訪れた主人公を励ます恩師は戦死します。先生が次の世代に託すメッセージだと思いました。いろいろな立場から言えることがあるでしょうが、音楽をやれる「平和」への熱い思いではなかったのではないかと勝手に想像していました。 






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父親として [寛容な社会]


父親像についてふれたコラムからです。「芸能春秋 田中邦衛さんが演じた父親 2021/4/10 西日本新聞」では、田中邦衛さんが与えた影響にについてふれています。 「父親とは失って初めて存在の大きさが分かるものなのか。先日の本紙「こだま」に、73歳の女性が50年前、58歳で亡くなった父親の思い出を投稿していた▼父親は仕事一筋の自動車修理工。中学校の弁論大会に出る女性を作業服姿のまま見に来た。汗と油まみれの服がはばかられたのか。講堂の外から窓ガラスに顔をくっつけ聞き入る姿がよみがえると記していた(以下略)」 多くの父親はそうであったろうというエピソードだったでしょうか。それともあって欲しい父親像なのでしょうか。 私の場合、高校進学にあたり、授業料などの負担が少ない、国立専門学校を受験したときに合格判定通知の郵便屋さんが来る頃になると父親が外で待っていた姿を思い出します。父の期待にはそえませんでしたが妙に記憶に深い場面でした。 それにしても、田中邦衛さんについてもっと語られるのを期待します

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喜びも悲しみも [自分史]


人生終末期に来た体の不調・間もなく来るであろう死とその関連の雑多なことなどがあり、想定外のことが多く、老後の生活とは容赦なく訪ねてくるものらしい。その意識があるからか手元にある本も「生きるコツ」(姜尚中著)、「在宅ひとり死のススメ」(上野千鶴子著)など、意識しないのに老いの生き方に関するものが増えています。 古希を迎えた姜尚中氏の思い出と重なり、若き日というか幼い日とかを思いだました。 映画『喜びも悲しみも幾年月』を農家の前の広場で見た記憶が蘇ってきました。主題歌を覚えてしまいました。歌手 若山彰さん 作詞作曲  木下忠司さん。1番だけでもつぎのように短いものです。 「俺らの岬の 灯台守は 妻と二人で 沖ゆく船の 無事を祈って 灯をかざす 灯をかざす」 姜尚中氏はこの映画についてふれたところは 「木下恵介監督の往年の名作映画『喜びも悲しみも幾年月』で流れる主題歌の歌詞にあるように、ともに過ごした歳月の喜びや悲しみが目に浮かび、妻と私は、やはり何か計り知れない見えない糸で結びつけられているという感慨が湧いてくる」とあります。
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篠田桃紅さんのこと [高齢者]



107歳で今年3月亡くなられた美術家篠田桃紅さんが書かれた「百歳の力」が本棚からでてきました。そのなかに次のように書かれています。 「私も物理的に線が引けなくなったとしても、引きたいと思うものを残したいと思う。それがよれよれの線であろうとも、かすれた線であろうとも。墨の線は、私の心のあとです」  篠田氏の生の作品は見たことがありませんが、テレビや写真で通じても呼びかけるように思えます。なんといっていいか、生命力に圧倒されます。なんなのでしょうか。
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アサのアサ [社会]


楽しみにしていたTBS系列での「サワコの朝」は終わりましたが、「サワコの朝」に続いて始まる「サンデーモーニング」の顔でもある姜尚中氏の著作からの話です。新幹線がまだ開通してなくて、寝台列車で東京から博多まで乗ったときの山口県での出来事です。 「夜は白々と明け、列車は山陽本線の『厚狭(あさ)駅』に差し掛かる。「あさ―あさー、 プッと吹き出しそうになる」  同じ光景を鮮明に記憶しています。朝がきたよという知らせのように聞こえて私が乗った寝台列車でも笑いが。東京発の寝台列車「はやぶさ」は熊本行きで、博多着の列車もあったと思いますが、記憶に頼ることは無理なようです。ネット検索すると「あさかぜ」みたいですが、厚狭駅に停車していたかどうか不明です。時代は高度成長期に入っていきます

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20年経って [社会]


「コラム デスク日記  41・7センチのリボン 2021/4/2西日本新聞 井上 真由美」からです。 「新年度になったが、紹介したい話がある。3月の卒業式の前日、息子が長さ41・7センチの青いリボンで結ばれた手紙を持ち帰った。養護教諭からで、小学校6年間の身長と体重の記録と共にこうあった。『リボンの長さは6年間の身長の伸びと同じです』  息子の同級生は約160人で、成長は各人各様。先生は1月から、長短160本のリボンと手紙を用意し、一つ一つ丁寧に結んでくれたという。養護教諭になって20年。『卒業時に何かしてあげたい』と、小学校勤務の17年間はずっと続けてきたそうだ(以下略)」 本来ならこうした教師の存在が普通であればいいなと思う。かつての教師にはユニークな人もいました。骨相で将来を占う先生もいました。教えるときは真面目そのものでしたが 占いもすると言う。  20年と言えば成人の日のお祝い。重度障害者の家族にとっても感慨深いものがあるのではないか。そんな話を仄聞しました。

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運動不足


この2週間ほど腰が痛くなりました。高血圧の薬に、頻尿の漢方薬を服用していますので、これ以上の薬などは遠慮したいというか、薬漬けの感じになっています。ふと、腰が痛いと妻に言うと、寝返りの習性は腰痛防止のためのものだという。真偽は定かではありませんが。すぐに腰をフリフリしてみたところ痛みがとれました。巣ごもりを求めるコロナ禍で、歩くことには注意していたのですが、やはり運動不足みたいです。やっかいですね。  コロナ禍ではワクチン接種のことも気になります。異なる型があるそうですが、それに有効だという説を信じていいのかどうか。悩ましい。WHOも副作用は偶然だというが、7人も血栓症の疑いが続くと判断に困る。 ◆気になるニュース  後期高齢者の医療費自己負担が大幅に増えそうです。こうした医療費などを国民負担にすればいざというときに痛い目に遭うのはコロナ禍で分かっているはずなのに。
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福島のことなど [震災]


「心の隅にはずっと東北が 大震災【記憶を刻む】2021/3/17 窪島彩乃さん(22)=神奈川県秦野市」の思いが綴られています。 「自分と同じように暮らしていたのに、急に世界が変わってしまった人たちがずっと気掛かりだった。その時からずっと心の隅には東北がいる。震災から3年後、初めて訪れた福島では会ったことのないほど親切な人たちに出会い、さらに4年後に訪れた仙台はたくさんの学びをくれた。春からは新社会人になる。自分の手で稼いだお金を使って東北を見守り、愛し、共に歩んでいきたい(一部引用)」  被災後から東北に心を寄せてきたという。自分の手で稼いだお金を使ってという誇らしさがあります。かたや党本部からの1億円を超す資金などから地方議員などに渡した政治家は遂に自分の非を認めた。ボラティア精神にあふれた考えが身に沁みていると思う。真面目に働いている国会議員もいるはずです。窪 島さんみたいな気持ちで過ごしている国民が少なくないことを確信したいと思います。国民もまた選ぶ目を持ちたいと思う。
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「老人性」難聴の不便 [高齢者]



新聞のコラムからです。 「コラム 帰ってくる『ロマン街道』2021/4/2 西日本新聞 福岡市のラジオ局「LOVE FM」で約2年間続いた「九州歴史ロマン街道」という番組が昨年9月で打ち切りになったことは、小欄でも報告した。日本航空(JAL)の提供番組だった▼出演者が九州各地の歴史や文化を語り合うという滋味深い番組だっただけに、関係者は当時落胆していた。その番組が装いを新たにして今月に戻ってくる運びになった。(以下略)」 テレビ中心の生活ですからラジオは聞かなくなりましたが、以前は、もっぱらラジコで聞いていたのですが、操作パネルが廃止になってから聞く時間が少なくなりました。そのなかでも「LOVE FM」を聞く時間はほとんどありません。再開日は3日の午前7時半。第一土曜と第2土曜だそうです。 テレビのボリュームが強くなり家人からうるさいと言われるようになったのでソニーの自分の目の前にスピーカー音を転送してもらう装置を購入したのが約5年前でしたが、音量が安定しなくなりました。さすがソニーという音質でしたが、同じ販売店から別のものを買いました。ところが音が割れるのです。通販の泣き所か。便利なのはラジオがついているのです。そこで、ラジオの登場ですが、パソコンでのラジコの再登場です。今までは、土曜日の朝7時半は「サワコの朝」(テレビ)でしたが終了になりました。ラジオに期待したい。

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弱いからこそ [寛容な社会]


「草茫々通信 14号-『弱者』って誰のこと?」を読む機会をいただきました。 と特集の意図からしても、当然のように「相模原殺傷事件」が多く取り上げられています。読み終わって末尾の「あとがき」の末尾に吸い込まれていく感覚を感じました。 「やまゆり園殺傷事件から4年。関係本が次々と出て識者に多くを学んだが、共感したのは、やはり当事者たちの言葉だった。でも、だからといって健常者と障害者が分かり合えないことはない。人間は皆、弱い。それと自覚していない人が多いだけだ。(草茫々主人)」   人生終末期にあたって私も「弱い人間」だと強く感じます。「草茫々主人」は、「(不運だった)と受け止め、大概の不自由は自分で何とかするか、諦めてきた」とも述べています。      私は、てんかんの患者として、障害のある人として、時代の流れ(高度成長期の人手不足・週休二日制で休暇をとらずに通院できるようになったこと等々)が私の生活を守ってくれました。最近でも「就職氷河期」問題が取りざたされています。時代との関係が人生を左右しています。そのときにどう生きるかと問うことだったのだと思いますが・・・。 「弱い人間こそ声を上げる」ことだとも思う。

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