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弱いからこそ [寛容な社会]


「草茫々通信 14号-『弱者』って誰のこと?」を読む機会をいただきました。 と特集の意図からしても、当然のように「相模原殺傷事件」が多く取り上げられています。読み終わって末尾の「あとがき」の末尾に吸い込まれていく感覚を感じました。 「やまゆり園殺傷事件から4年。関係本が次々と出て識者に多くを学んだが、共感したのは、やはり当事者たちの言葉だった。でも、だからといって健常者と障害者が分かり合えないことはない。人間は皆、弱い。それと自覚していない人が多いだけだ。(草茫々主人)」   人生終末期にあたって私も「弱い人間」だと強く感じます。「草茫々主人」は、「(不運だった)と受け止め、大概の不自由は自分で何とかするか、諦めてきた」とも述べています。      私は、てんかんの患者として、障害のある人として、時代の流れ(高度成長期の人手不足・週休二日制で休暇をとらずに通院できるようになったこと等々)が私の生活を守ってくれました。最近でも「就職氷河期」問題が取りざたされています。時代との関係が人生を左右しています。そのときにどう生きるかと問うことだったのだと思いますが・・・。 「弱い人間こそ声を上げる」ことだとも思う。

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