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「黒い雨」被爆者認定 [平和]


先ほどの高裁判決に単純に喜んでいました。国家機構としては他の裁判などへの影響があります。高裁も、原告側もそれを意識していたのでしょうか。15日の戦没者追悼式典でも、安倍前総理と同じく加害責任については触れなかったそうです。 「コラム 戦争遂行した責任果たせ 「黒い雨」被爆者認定 2021/8/15 京都大准教授 直野章子氏 共同通信 西日本新聞」では次のように述べています。 「しかし、高裁判決のうち、内部被ばくの健康影響を広く認めるべきだとした点は、政府として容認できないとくぎを刺している。長崎も含めて、被爆者援護の対象が広がることを懸念しているからだろう。さらに内部被ばくによる被害を認めると、東京電力福島第1原発事故の被害認定に波及することを恐れているということもあるだろう(一部引用)」 直野氏は、被爆者の高齢化による人道的配慮で上告しないという政府が、原爆被害は戦争がもたらしたものであることを明確にすべきだと迫ります。しかし、原告の高齢化はこれ以上長期化を阻むものでした。ですが、なんのための被爆者にさせられたのかということの結論を示してもらいたいというのも分かります。 国家間の賠償では韓国との問題が浮上しますが、他の国との賠償責任の決着について一度整理しておきたいと思う。今回の国の責任とは異質なものかもしれませんが。

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