株の値上がり

気になるニュースです。世界の経済を支配するのはGAFA（ガーファ） と呼ばれるアメリカの巨大IT企業だという。Google、Apple、Facebook、Amazon.comの４社の頭文字をつないだものが支配していると言われます。日本の株価は下記のコラムのように公的資金で作られた「まぼろし」的なにおいがします。 「コラム　春秋 　新1万円札の肖像が渋い顔に見えないか　2021/2/25 西日本新聞 株が高騰している。日経平均は30年半ぶり3万円を突破。もうかっている人もいるんだろうな、と株などに縁のない身はやっかみつつ▼それにしても。世を見渡せば、新型コロナ禍で旅行や観光、飲食などの業界は青息吐息。失業や減収、生活苦など景気の悪い話ばかりだ。コロナ収束後の経済急回復を見越した相場か。実態と懸け離れたバブルは危ういと、痛い思いをした教訓も薄れつつ▼株高を支えているのは日銀や年金の資金。本来は国民の財産だ。それで利を得ているのは一部の企業や投資家、多額の配当が期待できる富裕層だろう（以下略）」 もうひとつの「気になるニュース」です。テレビでは復興五輪の問題を含めて、熱意が感じられません。ワクチンのことでも、お年寄りの対象分の目処が立たない。自治体は大臣発表で準備しているのにふりまわされるだけです。そのことに突っ込んだ話が見えてこない。いかに政府に見通しが持てる力がないことが分かる。それは仕方がないことなのですが、そのことに触れないテレビに興ざめします。