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「前を向いて」とは [社会]


 「前を向いて」と3月近くなると聞こえてくる言葉です。 Eテレの「ハートネット」を見ました。3.11関連特集で3日連続の9日の内容は、障害者・高齢者の避難行動の近所の助け合いでした。行政機関などの声の中で、この分野はある意味、大変だと避けていたものだったという。隣近所との付き合い方や年齢などもあるでしょう。日頃の付き合いのレベルの濃淡も違います。テレビでは、比較的小規模世帯に協力者がいてうまくいっていました。 「前を向いて」という言葉には、意味があるものと、掛け声だけのものがあります。だけど過去にこだわらないといけないと思います。原発事故で生活が困難になった人たちがいます。その人たちへの賠償が済んでいません。先月の福島・宮城地震では福島原発の地震計がこわれたままだったことが分かりました。ずさんな管理と言えないのだろうか。「前を向いて」という言葉は、それらの過去の問題なしとする空気を運んできているのではないか。 ◆気になるニュース 「来年春卒業予定の大学生 就職内定率 過去最高も業種でばらつき」(NHKニュース)というニュースの締めくくりが「今の内定率は全体の動向を反映していないと分析しています」です。報道する意味があるのかどうか。



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