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言葉の力か [寛容な社会]



6月4日の西日本新聞広告に、同紙の女性投稿欄として今も続く「紅皿」から戦後のものを収めた『戦争とおはぎとグリーンピース』の宣伝文句が「日本の家庭に『戦争』が残っていた昭和30年代」でした。昭和30年代をよく表していると思いました。 そして、新聞をめくると『俵万智の一首一会』に苅谷君代という歌人の「『障害も個性』とふ記事に何となく頷くことのできぬ我がゐて」という作品がありました。失明していく過程などの感じたものが色濃く反映されています。そのなかには見えないことの恐怖などもあるでしょうし、いくつもの不便さもあるでしょう。私は別の障害者ですが、「障害も個性」というのは第3者としての感想のように思え、突き放された感じがしたものです。障害者としての屈折したものが影響しているのかもしれません。苅谷君代氏の作品が他にも掲載されています。 

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