SSブログ

涙が出た [高齢者]

久しぶりに新聞を読んで涙しました。 「コラム 春秋 薬局で接種券手に「ワクチンを」2021/5/14 西日本新聞」を読みました。 「『ワクチンを打ってください』。薬局の受付で高齢の男性が新型コロナワクチンの接種券を差し出した。福岡市で高齢者の接種予約が始まる前日の出来事だ▼受付の女性は『薬局でワクチンは打てないんですよ』『予約はあすからです。接種券をよく見て電話かインターネットで予約してください』と丁寧に答えた。だが、男性は『お薬手帳もあります』『ここでだめなら、どこで打ってくれるのか教えて』と懇願する▼『かかりつけのお医者さんは』『予約を手伝ってくれる人はいませんか』と尋ねられても、要領を得ない。やがて男性は後ろで待つ客がいるのに気付き、申し訳なさそうに頭を下げた(以下略)」 男性は不安でたまらないのだったのでしょう。報道によれば70回以上ダイヤルをしたのにつながらなかったという人もいました。私は男性の不安が分かるような気がします。取り残されて接種してもらえなければ死に至ることにもなりかねません。私の場合はケイタイからスマホに催促されて今年切り替えたばかりです。QRコード・電子決済などは未知の世界です。マイナンバーカードもようやく申請にこぎつけたばかりです。夫婦間で申請はやめとこうとか、面倒だと言い合いました。何か,時代遅れにされているようで、無念で情けないのです。不安は不安をさらに膨らませていくばかりです。男性の無念に創設されるデジタル庁は応えてくれるのでしょうか。

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。