副業とは [働く]
「『世の中で確かなものなんて何もない。ただ二つのことを別にすれば―――死と税金だ』(訳は筆者)」(姜尚中著「生きるコツ」より)。アメリカ100ドル紙幣の肖像のペンジャミン・フランクリンの言葉らしい。 話題は変わりまして、副業と言えば、福祉職などの構造的に低賃金などの職場ではないかと先入観があった。ところが、最近では地域を代表する電力会社でも導入されているとの報道があります。 九電の場合「副業は5月1日から試験的に実施。雇用契約を結ばない業務委託やフリーランスの形態で、本業に支障がなく本業に知見を還元できるものに限る。機密保持に関わるものや競合他社での副業は認めず、副業を継続する場合は年度ごとなどに申請を必要とする」西日本新聞021/4/30)。 大企業ではこのような目標でやっていこうとするメリットがあるのだろう。大企業と零細企業での動機が異なるのだろうか。注視していきたい。例えば、『コロナ後の世界』で、リンダ・グラツトン氏は副業よりは、週休3日とか、まとまった時間を提供することのほうが社員の選択肢は広がると指摘しています。