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親しい友がいない [高齢者]


老人性難聴になって気がついたことは玄人のアナウンサーの言葉がこれだけ聞きやすいのだと思い知りました。主にテレビを観るときに使ってるのですが、プロの実力を強く感じています。 こんなニュースがありました。 「高齢者『親しい友人なし』3割 2021/5/12  日本、米国、ドイツ、スウェーデンの高齢者を対象に実施した内閣府の国際比較調査で、日本の高齢者は約3割が親しい友人がいないと回答し、4カ国の中で割合が最大だったことが12日、分かった。近所付き合いの希薄さも目立っており、高齢者の孤独防止対策が急務となっている(以下略)」 高齢世帯の独居率は2019年で27%(「在宅ひとり死のススメ」)だという。独居だから友だちがいないなどは暴論だと思いますが、友だちが少なくなるいくばくかの要素にはなるのではないか。友だちが少ないから認知症になるのだというのでしょうか。報道では孤独対策が急務だという。どうも違うのではないか。認知症になりやすいから友だちをつくるのだろうか。友が欲しい人が友ができないのを支援するものではないか。


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長崎奉行 [歴史]



「コラム 春秋 長崎港が見つめた450年 2021/5/10 西日本新聞」は出島の話題から入り、長崎奉行の話につながります。 「▼禁教下に築かれた「出島」は世界に向けて針で開けた穴のようだった。悩みの種は何度も起きた不審火。消火活動で町の者が入り込むたび、舶来品が盗まれたとか。遠山の金さんの父親も、港を管理する奉行として江戸から赴任した▼高杉晋作や坂本龍馬が行き交った幕末。英国商人グラバーは薩長の志士を支援したが、同時に幕府側にも武器を売った。妻は日本人のツル。夫婦が見下ろした港をヒントに、オペラ「蝶々夫人」は生まれたと伝わる(一部引用)」 遠山の金さんの件になったところで、読み返す予定の本箱に『長崎奉行』(鈴木康子著)があるのを思いだしました。それによると秀吉直轄領時代には、奉行の下に10人の与力を配備したという。この本では6人の奉行を紹介しています。奉行と言っても江戸で任務を果たしている他の奉行とは異なるという。地域担当の専門職とでも言うべきか。江戸時代の位置付けは老中支配下の遠国奉行のひとつとなったという。 本の帯には「能吏か、人格者か、はたまた悪の黒幕か」とあります。


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不用品を [平和]


「コラム デスク日記 頼もしい中学生 2021/5/10杉野 斗志彦  佐賀県基山町の中学生とその友人が1日、町立図書館前で文房具のお譲り会を開いた。小さい頃は欲しかったが、成長したら使わなくなるキャラクター付きの鉛筆やノートなどを小学生らに使ってもらおうというのだ。  開催を前に2人は学校や図書館に段ボール箱を置き、事前回収にも取り組んだ。箱には「回収」の文字と一緒に「好きな物があれば持ち帰っていいです」と書いた。それじゃあ、どんどん持っていかれて集まらないのでは? そんな疑問に彼女は「欲しい人にあげるのが目的だから。使わなくなれば、また持ってきてもらえばいい」とさらり(以下略)」 玩具、制服などのお譲り会も開きたいという。こうした活動から地球を救うアイディアが生れてくるかもしれません。SDGsの理念は「誰一人も取り残さない」だったというように思うが、それに近いのだろうか。 ◆気になるニュース JNNの世論調査では「憲法改正の是非」は、「改正すべき」は51%と、「改正すべきでない」の32%を上回ったという(ヤフーニュースより)、改正とすべきではないの差が大きいのが気になります。テレビでは、夜のゴールデンタイムに、自衛隊の訓練模様がバラエティー番組に登場しています。親しみの持てる自衛隊・災害時に役立つ自衛隊ということなのだろうか。
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足腰が、ローカが(下) [高齢者]


 2019 年6月、二回目の脳梗塞があり、近所のクリニックにかかりました。3度目の脳梗塞の恐れがあり、外を歩き回ることにためらいがありました。そこで、家の廊下を往復することにしました。とはいっても狭い家。コロナ禍での歩みは2000歩から3000歩ぐらいでした。そして、平面の床ですので(当たり前ですが)道路とは違います。おまけに板張りの床ですので、足腰に響いたようです。それを2回から3回に分けて歩くのです。最近、知ったのですが毒蝮三太夫さんが、ローカを歩いてローカ(老化)が進んだと話されているようです。似たようなことで「家歩き」がコロナ禍で増えていたようです。それでも、歩かないといけないという思いだけは褒めてもらいたい。外歩きが増えているとは思えません。どうしたもんだろうか。スポーツクラブに行ける余裕も、お金もありませんので。

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母の日に [社会]

9日の朝、NHKで親と子の老いの受け入れともいうべきドキュメントが放送されていた。父と娘がテレビ電話で話をするときに「新鮮だな」と呟くように話し出した。娘も中年にさしかかっているように思えましたので、今までにこんなに向き合うことはなかったようだ。そのことも含めて受け入れている言葉と理解しました。「大人の会話」のはじまりみたいでした。 我が家は「母の日」などはいっさいしません。そのことの是非も親子の成長にかかってくるのではないかと思いました。次のエピソードもそうした嫁姑の生き方を映し出しています。 「コラム  嫁とうまくいかんおかんへ 2021/5/9 西日本新聞」からです。 「『おかん。あんた、俺の嫁はんとは、どうしてもうまくいかんかったなあ。でも、嫁はあんたの孫を育てながら、家を守って働いてくれたで』。大阪府の相野正さん(67)は亡き母に語り掛ける▼『実はな、その嫁が今ガンで苦しんどるんや。たのむわ。そいつを追っ払ってくれや。ほんで、もうちょっとだけ長生きさしたってくれや』『今嫁一人でそっち行ったらまたうまくいかんかもしれんやろ。もうちょっと後で、俺が連れて行くまで時間くれや』(以下略)」






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技術力の維持には [働く]



官公庁・大企業などのコンピューターのプログラムミスとか、技術的な問題が露顕したりしています。これには、発注者側の技術力の低下があると思います。その要因のひとつに発注者側の技術力の低下によるチェック機能が働かないなどの課題が大きいと思われます。 官公庁などでは、長い間、関係団体を設立し、そこに発注し、関係団体は民間事業主に下請けさせることになります。関係団体に発注する前は、役人が図面を作成していましたので技術情報も最新のものが入ってきていたわけです。銀行での不具合が多いようですが、専門家が社員のなかでどれだけいて、有効に課題解決にあたっているのでしょうか。そんなことが頭に浮かんできましたのでひと言余計なことを述べてみました。

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時代と共に [働く]



「リーマン超えたコロナ禍の求人倍率…福岡の下落幅、過去最大 2021/5/1 西日本新聞 小川 俊一  福岡労働局が30日発表した福岡県の2020年度有効求人倍率(季節調整値)は、平均で1・06倍となり、前年度を0・46ポイント下回った。一年を通し新型コロナウイルスの影響を受け、下げ幅はリーマン・ショックを超え過去最大だった(以下略)」 就職には時代が色濃く反映することが改めて証明されています。高度成長期の安定した雇用、土曜日の官公庁の半日出勤から週休二日制への移行などを挙げることができます。ここに挙げられているリーマン・ショック以降の労働市場の低迷と非正規雇用の促進で、労働の質が大きく変わりました。コロナ禍では、テレワークが普通になりつつあります。労働の質にどう影響していくのでしょうか。
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非正規労働者のメーデーに [働く]



「コラム 春秋 AIに心はないけれど2021/5/2 西日本新聞 きのうはメーデー。労働者が権利や待遇改善を訴え、例年、大規模な集会やデモ行進が各地で開催される日だ。だが、新型コロナ禍で、集会の規模縮小や行進の中止、式典のネット配信を余儀なくされた▼一方、労働環境はコロナによって悪化した。自粛や休業などで経営が苦しい業界では非正規社員らの解雇や雇い止めが相次ぎ、失業や収入減による困窮が深刻な社会問題になっている(以下略)」 数多くの自粛のなかで経営が厳しくなっている所が増えています。ネットでは再度の『10万円給付金』をとの声もあります。求職中の学生も大変なことです。時代と就職は景気対策によっては氷河期になります。安定した経営手腕も問われると思います。 5月1日はメーデーというが、連合系はゴールデンウィーク前にやっていますね。ネット資料によれば5月1日を休日とする国が80くらいあるという。メーデーが形式化して魅力がなくなりつつあります。その前に、祭日化にとりくんだらどうでしょうか。それか非正規労働者の日にしてみたらどうでしょうか。

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気づかないことも [震災]



コラムの一部からです。 「コラム デスク日記 災害時の「異なるニーズ」配慮は道半ば2021/5/1 西日本新聞 田中 良治  東日本大震災のとき、大学生だった宮城県の女性は、避難所に生理用品が十分になかった。手持ちが尽きると、知人にもらったネコのトイレシートでしのいだ。トイレに行くのが怖く、水を飲むのも我慢。同年代の娘がいる私は、NPO法人イコールネット仙台がまとめた女性の証言集を読み、胸が痛くなった(以下略)」 防災担当会議みたいなものに女性の立場での検討、障害のある人、高齢者への対応のチェックシートみたいなものを中央省庁から配布して、独自事例などの情報を追加する。これぐらいは頭に浮かびます。問題は実施体制です。非正規公務員ばかり増やしているのでは有効な体制にはならないと思われます。政府調査では、非正規の割合は2012年の19.6%から2019年には22.1%まで上昇しているそうです。小さな政府論から増えているはずです。任期は1年限りが多いのでは。親が我が子に期待する公務員ですが、中央省庁では退職が増えているという。

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同意は



次のような記事に目がとまりました。どう解決したのか、していないのか知りたいと思う。 「新型コロナウイルスのワクチン接種に必要な予診票のひな型。「副反応などについて理解した上で」接種の同意を求める 2021年4月11日 京都新聞 高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が国内各所でスタートした。京都府内では特別養護老人ホームなど高齢者施設の入所者らが対象となっている。国は、認知症のある入所者に対しても接種の本人同意を求めているが、同意確認が「あいまい」なまま接種して副反応が出た場合には施設が責任を問われかねない。京都府内の施設関係者は、同意の有無の確認となる判断基準の提示や、家族の同意で接種を認めることを国に求めている。(以下略)」 ワクチン投与後亡くなった人に対しての報道が少ないのと、因果関係を証明するのが大変な感じがします。亡くなった場合国が補償するというが因果関係の証明はどうなるのでしょうか。 ◆気になる話 書いているのは5月3日です。ある新聞の世論調査では憲法改正賛成が反対を上回っているという。私には「第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」だけが頼りです。西日本新聞の3日の1面トップはホームレスの生存権は確保されているかという。憲法のここだけでも記憶しておけばよいのではないかと私は思う。
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