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拍手はどうなった? [感染症]


イギリス在住のブレイディみかこ氏の「社会時評」を楽しみにしています。月1回掲載だと思います。2021年2月9日の「1年ひと昔 むなしく夜空に消えた拍手 平時になったコロナ禍の現実」(西日本新聞)もまた興味深い。1度目は昨年の3月毎週木曜日に夜8時にしていた。3度目のロックダウンの今年1月はじめに医療関係者などへの拍手をブレイディみかこ氏の家族は表に出たが通りには誰一人出てこなかったという。 「医療関係者に必要なのは拍手よりも資金だろうという批判の声は以前からあり、拍手運動で美談にしておけば真の問題から目をそらさせることができるので、これは政治的戦略なだとネットで叫んでいる人々もいる。『木曜日の拍手』復活を呼びかけた拍手運動の発起人の女性は会員制交流サイト(SNS)で攻撃され家族まで脅迫された(一部引用)」 福岡市も市役所の共用部でたしか金曜日に医療関係に拍手を呼びかけているとの報道がありました。美談ですが続いているのでしょうか。医療関係者だけでなく高齢者施設・障害者施設、訪問介護の人たちも含めているかどうかはっきりしてもらいたいみたいなことと、拍手より待遇改善と休みが欲しいなどの要求を無視しないでくださいと書いたと思う。そして、今では拍手が続いているのでしょうか。報道してもらいたい。 福岡市のホームページでは医療介護で働く人への「ありがとう基金」のお願いが掲載されています

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公助の窓口は [社会保障]

桐野夏生著『日没』を読みました。帯には「表現の不自由の近未来を描く、戦慄の警世小説」とあります。難しい小説のようですが、読者に集中の乱れを起こさせません。 折しも、五輪組織委員会の森会長による「ポリコネ」発言。残念なことばかりかといえば、五輪精神に反するとしてボラティア精神と相いれないとしてボラティア辞退する動きもあります。記者会見での逆切れの問題と言い、この国を代表する顔としてもどうなのか。相次ぐボラティアの事態が示しているように、オリンピックの価値さえ問われかねない状況です。 小さな政府で医療・福祉の公助は削減されるばかり。医療体制の崩壊は今の問題だけでなく、小泉内閣の「改革」に始まり今顕著になっているのだと思います。自らの施策の結果がもたらしたものであるけれど、その反省はなく、消費税増税でまかなっている状態ではないでしょうか

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公助の窓口は [社会保障]


桐野夏生著『日没』を読みました。帯には「表現の不自由の近未来を描く、戦慄の警世小説」とあります。難しい小説のようですが、読者に集中の乱れは起こさせません。折しも、五輪組織委員会の森会長による「ポリコネ」発言。残念なことばかりかといえば、五輪精神に反するとしてボラティア精神と相いれないとしてボラティア辞退する動きもあります。 小さな政府で医療・福祉の公助は削減されるばかり。医療体制の崩壊は今の問題だけでなく、小泉内閣の「改革」に始まり今顕著になっているのだと思います。自らの施策の結果がもたらしたものであるけれど、その反省はなく、消費税増税でまかなっている状態ではないでしょうか。 「『公助』の窓口も逼迫 相談急増、支援員足りず 2021/2/7 西日本新聞」によれば、 感染拡大に伴い「公助」の担い手が追いつめられているという。生活困窮者の相談窓口「 自立相談支援機関」の2020年度(昨年4~11月・速報値)の新規相談件数は約52万件で、前年同期の3倍に急増」からなのだが非正規職員に頼るので大変だという。それはコロナ禍で失業者が増えているからだという。支援員は全国で約5千人だけだ。全社協の調査によれば「時間外労働が過重」が6割を占めるそうだ。地方自治の専門家は次のように提起しています。 「行財政改革のひずみ露呈 地方自治総合研究所(東京)の上林陽治研究員の話 生活保護やDVなどの相談業務も非正規が支えているのが現状。経験を要す専門職が低賃金だと離職を招き、支援の質低下につながりかねない。公務員削減に偏重してきた行財政改革のひずみがコロナでより顕在化した。日本は就業者における公務員の割合は低い。専門職の待遇を見直し、数を増やすべきだ(同前)」

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タクシー業界では [感染症]


 「たった2分で血圧低下!?ミクロの“ツボ”刺激で魔法のガス大活躍 - NHK ガッテン!」として「ためしてガッテン」を見ました。たしかに血圧は下がりますが使い方を主治医と相談してとあります。1昨日 嫌なことがありまして血圧が上がりました。ために「にぎにぎ体操」をしてみましたら下がっていました。研究が進めばいいですが。 コロナ禍について影響の広がりが深刻なようです。 「タクシー業界正念場 深夜の客激減、高齢運転手離職2021/2/5 西日本新聞」というように、見出しだけで窮状を察知できます。深夜の客だとしたら飲食街からの遠距離が少なくなっていること、高齢者の運転手が感染のおそれから離職しています。年寄りは病気を抱えている人が多いので切実ですね。高齢の運転手が主力みたいなので気になります。

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認知機能の衰えか



2021年1月30日西日本新聞投稿欄に「街角ピアノを訪ね歩きたい」とありました。私のところでは地上波のみなので朝早く放送に出会います。通りすがりの人もあれば、常連の人や、音大の受験を前に自分を励ますために演奏している人もいます。 確定申告の準備をするのに家族からプリンターで資料の打ち出しを頼まれました。ところがインクの取り換えをしたのに印刷できません。買い換えが必要なのかということで買い換えました。インクタンクの補給などやったことがありません。取り扱い説明を読む前にギブアップしました。新しいことを受け付けなくなっているようです。新聞の認知症予防の説明に、コロナ禍としても「家の中で運動」「知的活動」「会話」につとめたら良いのではないかとありました。「会話」が難しいですね。
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「原爆を許すまじ」を唄った頃


新聞の投稿欄に「原爆を許すまじ」を唄った団塊の世代とありました。団塊世代の前ぶれの私たちも唄っていました。教科書に載っていたわけではないでしょう。ネットを検索したら「うたごえ運動」が1960年代には盛んだったようです。私の職場でもサークルみたいなものがありました。懐かしい思い出です。フォークソングでも反戦歌がよく歌われていました。しかし、長続きはしなかったと思います。 今、非正規労働者を中心にコロナ禍で75万人分減ったという。政府統計ですので現実は随分と契約解除の嵐状態になっていると思われます。非正規労働者という制度が有効に働いているのでしょうか。正社員が当たり前の時代から非正規雇用が主流になった時代は若者に困難をもたらしています。若者は生涯のイメージを持ちにくい。小泉内閣で働き方の構造改革が始まったとされ、安倍政権で強固なものになりました。

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過疎の村の成人式 [社会]

過疎の村の成人式 「記者コラム 人口千人の村での1枚にほっこり2021/1/30 西日本新聞 ふくおか都市圏版 横田 理美 」では、宮崎県西米良村の成人式に13人が出席予定でしたが、成人式に代わりに実家で手渡しに、「黒木定蔵村長らが4日、新成人の実家を訪問。玄関先で『成人証書』を手渡した」(同前)という。人口1100人の過疎の村だからできたということが紹介されています。コロナ禍がもたらしたものですけど、記憶に残る成人式になったのではないか。それでも、友だちと会いたかったでしょう。コロナ禍後に会える楽しみとして残しておくことも珍しい体験として記憶されるでしょう。 成人と言えば、18歳の選挙権が実施されていますが、民法上の成人は来年の予定だと思います。テレビで18歳・19歳の呼称をどうするかという話をやっていました。検討してもらいたいのは、児童養護施設は18歳で退所になると思いますが、大学に行く人には何か配慮があるのでしょうか。

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田中吉政 [歴史]


田中吉政といっても知らない人が多いでしょう。福岡県筑後地方の初代筑後国主です。関ケ原の戦いで東軍の石田三成を捕らえた功績で領地を与えられました。先日、NHK「日本人のおなまえ」田中・山本篇で紹介されました。地元では立花宗茂が西軍になり敗北したのに立花宗茂が復活したので、知名度があると見込んで立花宗茂を大河ドラマにという活動がされていますので、立花推進派にとっては驚いたことでしょう。田中吉政の業績としては、柳川の掘割 花宗川の治水 街道整備 福島城と城下町などが挙げられていました。有名な柳川の掘割のほかに、私も知らないことばかりが出てきました。           「コラム 春秋 うちで踊ろう、福はうち2021/2/2西日本新聞 」では、きょうは節分。今夜は恵方巻きにかぶりつき」とあります。元々は関西地方の習慣で、いつのまにか広がったというよそ者感が九州人にはあります。今年の追い払いたいものはっきりしています。先生方の夜遊びも・・・。


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寅さんだったら [社会]


報道によれば、コロナ禍で非正規雇用にしわ寄せされ、75万人分減になったという。 現実はもっと進んでいるのでしょう。前首相は400万人の雇用をつくったというが、それの約250万人の非正規増加であるという。以上は2021年1月31日西日本新聞から。非正規雇用の正体は明らかになっただろうか・・・。 「コラム 春秋 寅さんだったら何て言うかな  2021年1月31日 西日本新聞 」からです。 「歌人俵万智さんの第6歌集を先日の本紙が紹介していた。こんな短歌も入っている。 <自己責任、非正規雇用、生産性 寅さんだったら何て言うかな> ▼窮屈な時代が寅さんを思い出させる。人と人の関係が薄まり、世の中が乾きを増すにつれ、車寅次郎が懐かしくなる。下町の人情をトランクに詰めて日本国中を旅したフーテンの寅の世界が恋しくなる (一部引用)」 渥美清氏は死後俳句の作品が多数発見されたという。紹介されている俵万智さんの1首は貧困なる政治の実態をえぐりだしています。寅さんのしなやかさを崩さずに。人と人の接触を遠ざけるコロナ禍ではいかんともしがたい垣根が必要です。

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立場が弱いと [障害者問題]



求人倍率が45年ぶりに急落したという。オイルショック以来だというが、今回は非正規労働者の前年比75万人減だという。自由に働く時間を選択できるみたいな宣伝文句で制度導入したが、懸念した通り、雇用調節弁になっています。今回は、料理配達業などの個人営業主としての契約で、週100万円だと収入があるというニュースを流しています。 「『ウィズ・コロナ』あり得ない コロナ禍を生きる障害者たち 写真ルポ2020/12/21 西日本新聞 帖地 洸平 」から少し遅れましたが紹介します。  障害者のなかの意見として浜田征史さんは、「ウィズ・コロナ」というフレーズになじめないというか、受け入れがたいという。24時間介護が必要な自分としては、命の危険と隣り合わせになるという。 記事では次のように締めくくっています。「厚生労働省によると今年1~10月、全国で解雇された障害者は前年同期より約2割増の1964人。倒産増に加え、テレワークの普及で職場が減ったことも背景にあるという。日本障害者協議会の藤井克徳代表は「世の中が不安定になると社会的弱者に痛みが向かう。どうやって痛みを分かち、寄り添うか。一人一人が問われている」と話した」
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